「パーソル パ・リーグTV野球教室」で千葉ロッテの主力3選手が子供たちに真剣指導

2018-12-21 17:30 「パ・リーグ インサイト」望月遼太

「パーソル パ・リーグTV野球教室」に千葉ロッテの3選手が登場した

井上選手が子供たちに伝えた技術以外の重要なこと

 12月8日、ZOZOマリンスタジアムにてパ・リーグのオフィシャルスポンサーであるパーソルが協賛した「パーソル パ・リーグTV野球教室」が行われた。少年野球の4チーム、合計65名の子供たちが参加し、指導側としては千葉ロッテの大谷投手、井上選手、藤岡選手の3名が登場。少年たちに対して実演を交えながら熱心に指導を行った。

 打撃指導は今季、打率.292、24本塁打、99打点と大ブレイクを果たした井上選手が担当。「ホームランを打つコツはしっかり見て全力で振ること。バットを持ったら自分が一番!と思ってください」と、自身のバッティングスタイルを基にしたアドバイスを送った。

 その後はティーバッティングとトスバッティングを見守りながら、子供たちに対して指導とアドバイスを実施。「引っ張ろうとするんじゃなくて、ピッチャーに打ち返すイメージで」「いいじゃんいいじゃん、オレはいいと思うよ」と、身振り手振りを交えながら丁寧に指導し、バッティングを終えた子供に拳を突き出してグータッチを交わすシーンも見られた。

 最後に井上選手は「お父さんとお母さんの言うことを聞いて、しっかり宿題をやるように。じゃないと野球はうまくならないとオレは思う」「野球をやる以上は自分を磨いて強くならないと。野球は楽しいけど、謙虚に、毎日練習をしっかりやるように」と、野球に関することだけでなく、人間性も重要であるという持論も伝え、子供たちと真っすぐに向き合う姿勢を感じさせた。

実演を交えながら指導を行う井上選手

実演を交えながら指導を行う井上選手

大谷投手はベテランらしく、筋道の通った指導を見せた

 投球指導はアマチュアとプロの双方において豊富な経験を持つ、ベテランの大谷投手が担当。自身(176cm)とほぼ変わらない169cmの長身の小学6年生と会話した際には、「小学校のときには140cmしかなかった。うらやましい」と思わず本音を漏らす場面も。

 投球練習では「まずは(片足で)立って、軸足の親指の下にある母指球を意識してください」と指導。続いて、軸足にためた力を逃さずにボールに伝えるため、前に倒れるときに膝が折れないようにすることをレクチャーした。実際にその理論通りに立ち投げを披露すると子供たちは目を輝かせ、大人は間近で見るプロの投球に向けてカメラを構えていた。

 指導終了後に「僕も小学校のころソフトボールをやっていたから皆がこれだけ投げられているのがすごいと思うし、ピッチャーゴロが来てもファーストにストライクが投げられないくらい…俗にいうイップスだったし、中学校でもストライクが全然入らなかった」と話した大谷投手。「でも友達と一緒にやっているのが楽しくて、こうやって野球が続けられて、今プロになっているから」と続け、チームメート、仲間を大事にする姿勢の重要性を伝えていた。

大谷投手が披露するプロのピッチングを見つめる子供たち

大谷投手が披露するプロのピッチングを見つめる子供たち