数字で占うクライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦目の展開

2017-10-14 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

10月14日に幕を開けた「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ(以下クライマックスシリーズファーストステージ)。初戦は則本投手を打ち崩し、エース・菊池投手が5安打完封を決めた埼玉西武が、楽天に快勝。福岡ソフトバンクが待つファイナルステージ進出へ王手をかけた。この1勝の分、埼玉西武が有利な立場になったが、ここでは明日の予告先発の成績や両チームの対戦成績などをもとに、2戦目の試合展開を占う。

【今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
・埼玉西武
25試合16勝8敗1分 130得点 87失点 打率.271 防御率3.07
・メットライフドーム楽天戦
13試合9勝4敗 打率.281 防御率2.70

・楽天
25試合8勝16敗1分 87得点 130失点 打率.235 防御率4.46
・メットライフドーム埼玉西武戦
13試合4勝9敗 打率.223 防御率5.30

今季の通算対戦成績は16勝8敗1分で埼玉西武が8つの勝ち越し。メットライフドームでの対戦成績は9勝4敗とこちらも埼玉西武の勝ち越し。この数字が示す相性の通りに、クライマックスシリーズファーストステージ初戦は埼玉西武に軍配が上がった。

【10月15日の予告先発 今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
・埼玉西武 十亀投手
対楽天 5試合3勝1敗30回1/3、8失点(自責6) 防御率1.78
・楽天 岸投手
対埼玉西武 3試合2勝1敗22回、6失点 防御率2.45

十亀投手は楽天に対して、圧倒的な相性の良さを誇る菊池投手に次ぐ好成績を残している。自身の今季最終戦となった10月2日の楽天戦では、息詰まる投手戦に敗れて1敗を喫したものの、打線の援護を信じて普段通り投げることができれば結果は付いてくるだろう。一方の岸投手は、楽天の先発陣の中では最も埼玉西武と相性が良い。これまで培った大舞台での経験も活かして、古巣を相手に快投を披露したいところだ。

【対岸投手のキーマン】
秋山選手 10打数3安打1本塁打 打率.300

【対十亀投手のキーマン】
銀次選手 14打数6安打 打率.429 
岡島選手 10打数3安打 打率.300
島内選手 11打数3安打1本塁打 打率.273

埼玉西武は、今季首位打者と最多安打の二冠に輝いた秋山選手がキーマン。長く同じチームで戦っていた経験が活かされているのかもしれない。主に1番打者を務める秋山選手には、とにかく出塁し、あるいは粘って球種を見極め、良い形で後ろにつなぐ役割が求められる。好投手同士の投げ合いは投手戦になる可能性が高いため、わずかな得点機を逃さず、まずはどんな形でも先制点をもぎ取ることを優先したい。

楽天は、初戦でも1安打ずつを放った銀次選手と島内選手、そして岡島選手がキーマンだ。いずれも長打というよりはバットコントロールを活かした巧打が持ち味。特に銀次選手はリーグ2位の得点圏打率.369を誇り、初戦の前には菊池投手にも警戒されていた。粘りと勝負強さを武器に、外国人選手が持つ一発の力を後押ししたい。

初戦は投打に精彩を欠き、完敗を喫した楽天。パ・リーグはクライマックスシリーズ導入後、ファーストステージ初戦をものにしたチームがファイナルステージに進出している。初戦の悔しい敗戦を糧にして、そのジンクスを覆すことができるだろうか。一方の埼玉西武は、「炎獅子」の勢いそのままに初戦をものにした。この良い流れに乗って、一気にファイナルステージ進出を決めることができるだろうか。