同世代の絆、因縁の対決も パ・リーグの新入団選手が「対戦したい選手」は?

2019-01-11 11:00 「パ・リーグ インサイト」馬塲呉葉

【ルーキーが選ぶベスト5】対戦したいパ・リーグの選手

 今年度も多くのルーキーが、プロ野球界の門を叩いた。アマチュア時代の名声も、独立リーグ・社会人野球での栄光も、ここでは意味を成すかどうか誰にも分からない。これから彼らが競い合う相手、その前に立ちはだかる相手は全て、彼ら自身が夢見た場所で戦い続けてきた「プロ野球選手」だからだ。

 そこで、パ・リーグの2019年度新入団選手が、ようやく辿り着いたプロの世界で「対戦してみたい」と望む選手はいったい誰なのか? 支配下37選手にアンケートを実施し、「パ・リーグで対戦してみたい選手ランキング」を調査した。

第3位までは全て投手 ルーキーで唯一ランクインしたのは…

 「対戦したい選手ランキング」第5位は、新人で唯一ランクインした北海道日本ハム1位指名・吉田輝星投手だ。投票したのは、ともに同世代のオリックス1位指名・太田椋選手と千葉ロッテ4位指名・山口航輝選手。山口選手は、同じ秋田県でしのぎを削ったライバル・吉田輝投手に「2018年の夏の大会(秋田大会決勝)で打てずに負けたので、借りを返したい」と、熱いメッセージを送った。

千葉ロッテ・山口選手と北海道日本ハム・吉田輝投手

千葉ロッテ・山口選手と北海道日本ハム・吉田輝投手

 4位には福岡ソフトバンクの嘉弥真新也投手が登場。オリックス5位指名・宜保翔選手は、「同じ沖縄県出身。(嘉弥真投手は)左のワンポイントなので、自分もワンポイントに嫌がられるようなバッターになって、ヒットを打ちたい」と、鷹の左キラーとの具体的な対戦イメージも語ってくれた。

 3位には東北楽天の絶対的エース・則本昂大投手が入った。福岡ソフトバンク3位指名・野村大樹選手は、「回転が効いた素晴らしいストレートを投げている。奪三振率も高く、自分がどれだけ通用するのか見極めたい」と、一流の球で力試しをしたいとのこと。同2位指名・杉山一樹投手は「ダイナミックに身体を使って相手をねじ伏せる」姿に「すごく魅力を感じている」と言う。

第1位は「フルスイング」が代名詞のスラッガー

 「対戦したい選手」第2位は、10年ぶりにパ・リーグを制覇した埼玉西武不動の4番で、ホームラン王・リーグMVPに輝いた山川穂高選手だ。山川選手に投票した東北楽天8位指名・鈴木翔天投手は「同じ(富士)大学出身で、今年ホームラン王をとっている」と理由を説明。その他、投手から人気を集めた。

 もっとも多くのルーキーから名前を挙げられ、「対戦したい選手ランキング」第1位に輝いたのは、「球界を代表するバッター。自分のベストボールを投げて打ち取れたら」(埼玉西武1位指名・松本航投手)、「自分の力が通用するかチャレンジしてみたい」(北海道日本ハム3位指名・生田目翼投手)と、ドラフト上位の投手から対戦を待ち望む声が相次いだスラッガー、福岡ソフトバンク・柳田悠岐選手だ。

誰がもっとも早くこの「フルスイング」との対決を果たすか

誰がもっとも早くこの「フルスイング」との対決を果たすか

「必ずフルスイングをしてくるので、負けないよう強気のピッチングで抑えたい」(オリックス3位指名・荒西祐大投手)、「フルスイングでくるので、僕も全力投球で」、(同4位指名・富山凌雅投手)、「どのボールでもフルスイングする。自分も最高の腕の振りで勝負したい」(東北楽天5位指名・佐藤智輝投手)と、「フルスイング」というワードが頻出した。