千葉ロッテ種市、新球カットボールをブルペン初解禁も「使えそうなのは5球に1球」

2019-02-08 22:08 「Full-Count」佐藤直子
ブルペン投球を行った千葉ロッテ・種市篤暉※写真提供:Full-Count(写真:佐藤直子)

ブルペン投球を行った千葉ロッテ・種市篤暉※写真提供:Full-Count(写真:佐藤直子)

オフにホークス千賀、東浜から助言で「速く変化するボールを」

 千葉ロッテの種市篤暉投手が8日、沖縄・石垣での春季キャンプでブルペン入りし、約60球を投げた。この日は今春初めてブルペンでカットボールを試投。実戦で使えそうな気配は「まだないです」と即答したが、球速のある変化球の取得に意欲を見せた。

 ブルペンで握りや腕の振りを何度も確かめながら投げた。オフの自主トレ期間からずっと練習しているという「カットボール」。キャンプイン後もキャッチボールでは必ず試す新球だ。チャレンジしようと思い立ったのは、一緒に自主トレした福岡ソフトバンク千賀滉大投手と東浜巨投手のアドバイスだった。

「自分はスライダーがすごく緩いので、カットがあるとすごく有利。(速球との)緩急はスライダーでつけられると思っているので、速い系の変化するボールがほしいと、千賀さんにも東浜さんにも言われて、練習しています」

 ブルペンで初解禁したカットだが「全部バラバラだった」と苦笑い。「合った握りを探しています。いい時は精度がいい球がいくんですけど、まだ5球に1球くらい。まだまだです」と試行錯誤を続ける。

 開幕までに間に合えば「ベスト」と習得に励み続けるが、「それ(カット)を投げてストレートの質が落ちるなら、やっぱりやめないといけない。ストレートあってのカットボールなので」と無理に追い求めることはしない。

 昨年は侍ジャパンU-23代表に選出され、海外の打者を相手に好投した。この日は侍ジャパンの稲葉篤紀監督がキャンプ地を訪問。種市についても「昨年の経験を今年に生かしてほしい。成長を見たい」と期待を寄せた。

 昨年の5位からの急上昇を目指すチームにとって、種市が先発ローテの一角を担えるか否かは大きなカギとなる。チームを優勝へ導くためにも、昨年までとひと味違う投球を披露したい。

(佐藤直子 / Naoko Sato)