【MLB】1億円に届かず…大谷の微増契約にファン異論「間違いなく格安」「破綻した制度」

2019-03-12 14:31 「Full-Count」編集部
エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

二刀流活躍で新人王もサービスタイム3年以内は、ルール上大幅アップは望めない

 エンゼルス・大谷翔平投手が10万5000ドル(約1170万円)増の年俸65万ドル(約7220万円)で契約合意したと米複数メディアが報じた。現在の制度はサービスタイム(メジャーでのプレー経験)3年で年俸調停権を獲得、6年でFAとなるシステムとなるため、サービスタイム3年未満の大谷は今回、年俸調停を受ける権利はない。その後FAまでの3年は年俸調停権を得るため、活躍に見合った年俸を受け取ることができるようになる。日本のプロ野球では初年度から活躍すれば大幅増になることになるが、メジャーでは仕方のないこと。メジャー1年目から結果を残した大谷の実力を考えると、最低でもあと2年は格安の年俸でプレーすることになるだろう。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シェイキン記者は「エンゼルスは今日65万ドルでショウヘイ・オオタニと契約した。昨年から10万5000ドルのアップであり、今シーズンの最低保証年俸を9万5000ドル(約1060万円)上回っている。最低保証年俸を上回ってさえいれば、3年未満のサービスタイム(メジャーでのプレー経験)の選手に対し、MLB球団は好きな金額を払うことができる。レイズはサイ・ヤング賞のブレイク・スネルに対して57万3700ドル(約6360万円)を与えた」と投稿。

「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「エンゼルスがショウヘイ・オオタニと65万ドルで2019年の契約を結んだ。その額はMLB最低保証年俸より上回っている。彼と同じサービスタイムを持つほとんどの選手たちは、56万5000ドル~57万5000ドル(約6270万円~6380万円)の年俸である。彼はその年俸に合意した」と契約内容を解説した。

同僚トラウトも2年目は微増…

 チームメートのマイク・トラウト外野手も打率.326、30本塁打をマークし、新人王になった2012年は49万2500ドル(約5470万円)でプレーも、翌年は51万ドル(約5660万円)、実質3年目も100万ドル(約1億1000万円)増止まりだった。なお、エンゼルスはこの日、大谷も含め若手22選手との契約を結んだ、と発表した。

 ルール上のこととはいえ、一方でファンからのコメントは契約が安すぎるのではないかという声が並んでいる。

「その金額は間違いなく格安だ」

「FAの権利は(サービスタイムが)4年、年俸調停は2年で得られるようになるべきだ」

「破綻した制度だ」

「実際、球界のどのチームも同じことをしてるよね」

「MLBの契約は実に馬鹿げている。もしサイ・ヤング賞やMVPを選手が獲ったら、翌年は500万ドルは保証されるという規定を作るべきだ」

「トラウトがフィリーズに移籍することになるのだから、彼には(それなりに)払っておくべきだろう」

「選手をもっと大事に扱わないとね」

 活躍に見合わない年俸について、MLBでは物議を醸すことは多いため、大谷の今回の契約にも注目が集まっている。

(Full-Count編集部)