【インサイト的選手名鑑】山岡泰輔投手(オリックス)〜アマチュア時代から注目を集めてきた、小柄な本格派~

2019-03-30 14:30 「パ・リーグ インサイト」望月遼太

《THE FEATURE PLAYER》B山岡『ボールくるくる』まとめ

山岡泰輔(やまおか・たいすけ)/投手

#13/1995年9月22日生まれ
172cm・68kg/右投左打


 広島・瀬戸内高校 - 東京ガスを経て、2016年のドラフトで1位入団。2018年シーズンは30登板で7勝12敗、防御率は3.95。172cmとプロの投手としては小柄な身体ながら、最速152km/hのストレート、縦に大きく曲がるスライダー、ブレーキの利いたチェンジアップを武器に力投する本格派右腕だ。

 瀬戸内高校時代の2013年夏の広島大会決勝、田口麗斗投手(巨人)と投げ合った2試合に及ぶ激闘によって高校野球ファンから大いに注目を集めた山岡投手は、東京ガスでも社会人チームを相手に自らの実力を証明。鳴り物入りでプロの門を叩いてからもその活躍は続き、1年目から8勝11敗、防御率3.74と、即戦力の名に恥じない活躍を見せていた。

 しかし、さらなる飛躍が期待された2年目の昨季は交流戦を境に打ち込まれる試合が増え、8月上旬には中継ぎへの配置転換も経験。それでも、8月15日から再び先発に戻ると、9月には完封を達成するなど復調を見せた。長年チームを支えてきた金子弌大投手と西勇輝投手がそろって抜けた今季、山岡投手の右腕にかかる期待と責任は大きい。自身初の2桁勝利、そして投手陣を引っ張るような大活躍が期待されるところだ。

山岡投手をもっとよく知るために。パ・リーグ インサイトの過去の記事

球宴初出場を決めたオリックス・山岡投手。一度は流れた「夢の対決」なるか
https://insight.official-pacificleague.com/news/708
翌2018年の交流戦で、ついに山岡投手と田口投手の“再戦”が実現。山岡投手は6回1失点、田口投手は5回1/3を1失点という成績で、ともに勝敗はつかず。試合はオリックスがサヨナラ勝ちを収めたが、両雄のプロでの初対戦は“引き分け”に終わっている。

オリックス山岡7回途中1失点の好投で5勝目 中継ぎを経験し「引き出しが増えた」
https://insight.official-pacificleague.com/news/7171
昨季は中継ぎ登板した7試合で4ホールド、失点はわずかに1と安定感抜群の投球を見せていたが、山岡投手本人にとってもこの配置転換によって得られたものは確かに存在したようだ。

オリックス・西村監督が6回1失点の山岡に大激怒! 「開幕投手を剥奪するかもしれない」
https://insight.official-pacificleague.com/news/12065
西村新監督の逆鱗に触れてしまった山岡投手だが、その後に指揮官と直接話し合い、開幕投手に「再指名」。若き右腕にとっては苦い経験だったが、自身初の大役に向けて、気持ちを引き締めなおす機会ともなったかもしれない。