千葉ロッテ・レアード、超満員のファンの前で、“幕張スシ”の開店を高らかに宣言!

2019-03-30 13:01 「パ・リーグ インサイト」編集部

 千葉ロッテの新外国人・レアード選手が、29日ZOZOマリンでの東北楽天戦で勝利を呼び込む1号本塁打を放った。2点を追う6回二死一、二塁、東北楽天の4番手・石橋良太投手から左翼席中段に逆転の3ラン。「本当になんとか大きいのを打とうと思っていた。流れを変えたかった」。

 昨季まで在籍した北海道日本ハム時代から、ホームランを打つと寿司を握る仕草でベースを回っていたレアード選手だが、千葉ロッテに移籍してからもその代名詞は健在。ベンチに戻ると、魚を釣り上げてから寿司を握るという新パフォーマンスで球場を沸かせた。ヒーローインタビューでは「幕張スシ、本日オープンです!」と話し、大歓声を浴びた。
 
 北海道日本ハム時代は4年間で131本塁打を記録。2016年には39本でホームラン王にも輝いた。「その当時から、(千葉ロッテは)熱狂的なファンの方が応援しているなという印象」。そんなファンの前で初戦から結果を残し「感無量。うれしい」と笑顔を見せた。

ゴールデンルーキーの打席内容に、井口監督は

 昨季、59勝81敗で5位に沈んだ千葉ロッテ。しかも本拠地14連敗で2018年を終えるなど、苦しいシーズンだった。井口監督も「昨年から連敗していて、流れを変えたい。勢いをつけたかった」と試合後にコメントしたが、その思いと、期待を背負ったのがドラフト1位のルーキー藤原恭大選手だった。キャンプからアピールを続け、高卒新人として球団では54年ぶりとなる開幕スタメン、さらにプロ野球史上初の、高卒新人センターでの開幕スタメンを勝ち取った。しかも1番打者。

 その藤原選手は7回の第4打席に遊撃内野安打でプロ初ヒットを放った。「相手のバッテリーも、真っすぐで押していけないような感じだった。チームの2019年の流れを、藤原で作りたい。(プロ初安打は)いいスタートが切れたんじゃないか」と井口監督から合格点をもらった。

 ルーキーの上々デビューと3本の本塁打で逆転勝利。昨年はリーグワーストの78本塁打と、唯一の2桁本塁打に終わっていただけに「去年の戦い方では考えられなかったけど、今年はこういう形が増えていくのかな」と、進化を口にした井口監督。本拠地15連敗を阻止し、開幕戦白星という最高の船出を果たした。