増田達至~唸るストレートで打ち取る"無敗セーブ王"。獅子の絶対的守護神~(埼玉西武ライオンズ)【インサイト的選手名鑑】

2019-04-24 16:00 「パ・リーグ インサイト」吉田貴

《THE FEATURE PLAYER》L増田『球団最多136セーブ』獅子の守護神は立ちはだかる(C)パーソル パ・リーグTV

増田達至(ますだ・たつし)/投手

#14/1988年4月23日生まれ
180cm・88kg/右投右打


 柳学園高校‐福井工大学-NTT西日本を経て、2012年ドラフト1位で埼玉西武に入団。最速150km/hを超える力強い直球を、ストライクゾーン内に正確に投げ込むテンポの良さが持ち味の投手だ。2020年シーズンは48試合に登板、キャリアハイの33セーブを挙げ、自身初のセーブ王に輝いた。

 1年目から42試合に登板し実績を重ねると、2015年には72試合に登板し、42ホールドの活躍で最優秀中継ぎのタイトルを獲得。翌2016年には当時クローザーを務めていた同級生・高橋朋己投手の故障をきっかけに同ポジションへ。53試合に登板し、28セーブ、防御率1.66の安定感で、埼玉西武の守護神として定着した。

 翌年も好成績を残したものの、2018年は序盤から安定感を欠き、守護神の座を新加入のヒース投手に譲る形となってしまった。しかし2019年には見事な復活を果たし、通算100セーブを達成。9月24日の優勝決定試合では最終回を締め、胴上げ投手となった。最終的にセーブ王こそ逃したが30セーブを挙げ、森友哉選手と共に最優秀バッテリー賞を獲得した。

 2020年シーズンはチーム自慢の打線が湿ったが、増田投手を中心とした救援陣が抜群の安定感を発揮した。増田投手も5勝0敗、防御率2.02、33セーブと好成績を収め、史上3人目の"無敗セーブ王"となった。また、11月3日には通算136セーブ目をマークし、豊田清投手コーチの持つ球団記録を抜いて新記録を打ち立てた。シーズン中に国内FA権を獲得したが、オフに権利を行使した上で残留を発表。頼れる守護神が、2021年シーズンも獅子のしんがりを務める。

【2020年一軍成績】
48試合5勝0敗1H33S 49回 42奪三振、防御率2.02 WHIP1.04


(2021/1/17追記)

文・吉田貴

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