松井裕樹~先発から再び抑えへ。杜の都に君臨する絶対的守護神~(東北楽天ゴールデンイーグルス) 【インサイト的選手名鑑】

2019-04-25 16:00 「パ・リーグ インサイト」東海林諒平

イーグルス・松井裕樹『恐ろしい切れ味のスライダー』まとめ(C)パーソル パ・リーグTV

松井裕樹(まつい・ゆうき)/投手

#1/1995年10月30日生まれ
174cm・74kg/左投左打


 桐光学園高校から2013年のドラフト1位で楽天に入団。オーバースローから150km/hを超えるストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを武器に三振の山を築く、杜の都の守護神だ。プロ2年目の2015年にクローザーに就任すると33セーブをマークし、そこから3年連続30セーブを達成するなど抜群の安定感を見せ、絶対的守護神として定着。日本代表に何度も選出されるなど、圧倒的な投球でその名を全国に轟かせた。

 しかし、2018シーズンは救援に失敗する試合が続出。6月から1カ月ほど二軍での調整を余儀なくされた。一軍復帰後も苦しい登板が続いたが、9月16日の千葉ロッテ戦で、プロ通算100セーブを史上最年少で達成。終盤には先発を経験するなどさまざまな場所で活躍した。

 再びクローザーとして臨んだ2019シーズンは、開幕から大車輪の活躍。絶対的守護神として最終回のマウンドに君臨し、38セーブを挙げ、自身初となる『最多セーブ』に輝いた。2020シーズンからは先発に転向し、10試合で3勝3敗 51.2回、防御率3.66の成績をマーク。シーズン終盤の10月から中継ぎにまわると、15試合で1勝2敗8ホールド2セーブ、16.1回 25奪三振、防御率1.65の好成績を残した。また、2021年はクローザー起用すると石井一久GM兼監督が明言しており、再び絶対的守護神としての活躍が期待される。

【2020年一軍成績】
25試合4勝5敗 8ホールド2セーブ 68回 82奪三振、防御率3.18 WHIP1.24


(2021/1/12 追記)

文・望月遼太

松井裕樹投手をもっとよく知るために。パ・リーグインサイトの過去の記事

数字にはっきりと表れる、楽天・松井裕樹投手が苦しんでいる理由
通算100セーブを目前に捉えていた松井投手だったが、救援失敗が続き、防御率6点台の大不振に。セイバーメトリクスで分析すると、苦しんでいる理由が数字にはっきりと表れていた。

来季につながる83球。4年ぶりの「きれいなマウンド」で松井投手が白星
2014年以来、4年ぶりの先発マウンドに向かった松井投手。5回7奪三振、無四球、無失点と終始落ち着いた表情で先発としての役割を果たして見せた。

【高校野球企画】Youthful Days ~まだ見ぬ自分を追いかけて~ vol.6 松井裕樹投手[楽天]
2012年夏、桐光学園の2年生エースとして1試合22奪三振の大会記録を樹立した松井投手。偉業達成とともにスターになった一方、大きな十字架を背負う高校生活を送った。

クローザーであり続けることの難しさ。過去5年の通算セーブ数トップ5
2015年に抑えに転向すると、5シーズン中4シーズンで30セーブを挙げる活躍を見せ、若くしてその才能を開花させた松井投手。2018年は不振でクローザーから外れたが、2019年には『最多セーブ』のタイトルを獲得する活躍を見せた。

松井裕樹、抑え復帰で成功の鍵は「入れ込み過ぎない」新スタイルの構築
石井一久GM兼監督と話し合った結果、来季から抑えに復帰することを明かした松井投手。クローザーの役割については、「抑えにしかできない。あの瞬間が好きです」と語った。

☆松井裕樹投手の動画はこちらから!

【!?】イーグルス・松井裕樹『5回12K』【奪三振ショー】(C)パーソル パ・リーグTV

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