榊原翼投手が7回2失点で2勝目。見事な投手リレーでオリックスが接戦を制す

2019-05-15 19:29 「パ・リーグ インサイト」編集部

5/15 マリーンズ対バファローズ ダイジェスト

 5月15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスのカード初戦は、オリックスが3対2で勝利。両チームともに投手陣が好投を披露したが、今日の試合はオリックスが一枚上の投手力を見せた。

 まず攻勢に出たのは千葉ロッテだった。1回裏、1番・荻野貴司選手が内野安打で出塁すると、続く2番・鈴木大地選手の打席ですかさず盗塁を決める。さらに、オリックスの先発・榊原翼投手投手のワイルドピッチで3塁へ進塁すると、鈴木選手の内野ゴロの間に本塁に生還。荻野選手の俊足で、千葉ロッテが1点を先制した。

 3回表、オリックスも反撃に出た。千葉ロッテの先発・涌井秀章投手に対し、9番・佐野皓大選手が安打で出塁し、すかさず盗塁。内野ゴロで進塁して1死3塁の好機を得ると、2番・福田周平選手の打球がフィルダースチョイスを誘い、オリックスが同点に。両チームともに適時打での得点ではない異様な幕開けとなった。

 両チームともにチャンスを作りながらも、安打で得点できない展開が続いたが、ついにオリックスが仕掛けた。6回表、1死から4番・吉田正尚選手が二塁打を放つと、5番・小島脩平選手の内野ゴロで2死3塁とチャンスを拡大。ここで6番・マレーロ選手が今季初打点を挙げる適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 千葉ロッテもすぐさま反撃。7回裏、4番・井上晴哉選手が安打で出塁すると、5番・レアード選手も安打で続く。しかし、2塁を狙ったレアード選手は走塁死で1死3塁となり、続く6番・中村奨吾選手の右飛ではタッチアップできず。やや嫌な空気が流れたが、7番・清田育宏選手がセンター前へ見事な適時打を放ち、同点に追いついた。

 終盤、シーソーゲームを勝ち抜けたのはオリックスだった。8回表、2番・福田周平選手が二塁打を放ち、続く大城滉二選手も四球を選んでチャンスを拡大。そして吉田正選手の内野ゴロで1死1,3塁としたところで、小島選手の内野ゴロで勝ち越しに成功した。

 手堅く勝ち越しに成功したオリックスは継投へ。8回裏を2番手・澤田圭佑投手が、ピンチを作りながらも無失点で切り抜けると、9回裏は守護神・増井浩俊投手が1点リードを守って試合終了。試合は、オリックスが3対2で勝利した。

 勝利したオリックスは、適時打が1本でありながら継投で逃げ切り勝利。先発の榊原投手は、7回110球2失点の好投で、今季2勝目を挙げた。一方、敗れた千葉ロッテは8安打2得点と打線がつながらず。同じく7回2失点と好投の涌井投手を、打線が援護できなかった。

文・吉田貴