【インサイト的選手名鑑】種市篤暉投手(千葉ロッテ) ~唸るような直球で打者に立ち向かう若き剛腕~

2019-05-16 15:00 「パ・リーグ インサイト」東海林諒平

マリーンズ・種市 5回を投げ嬉しいプロ初勝利

種市篤暉(たねいち・あつき)/投手

#63/1998年9月7日生まれ
183cm・83kg/右投右打


 八戸工大一高校から2016年のドラフト6位で千葉ロッテに入団。最速153km/hの直球を軸に、スライダー、フォークを組み合わせ、時折カーブも投じる本格派の若手右腕だ。

 ルーキーイヤーはイースタン・リーグでわずか1試合の登板にとどまったが、2年目の2018年から徐々に頭角を現す。8月12日のオリックス戦でプロ初登板・初先発を果たし、6回2失点と好投するが、白星は付かず。以降も先発として計7試合に先発したが、0勝4敗、防御率6.10と思うような成績は残せず、イ・リーグでも防御率5.13と課題の残る1年になった。オフには福岡ソフトバンクの千賀滉大投手に弟子入りし、ともにトレーニングを積んだ。

 そして迎えた2019年はオープン戦でアピールし、自身初の開幕一軍入り。中継ぎとして8試合に登板して防御率1.38の好成績を残すと、「パ平成最後」の公式戦となった4月29日の楽天戦で先発。被安打6と苦しみながらも、5回2失点の力投で念願のプロ初勝利を挙げる。翌登板の5月6日の北海道日本ハム戦では、6回途中2失点の好投で「平成」「令和」をまたいで連勝を飾り、ローテーションの座を射止めた。3年目のシーズンに大輪の花を咲かせられるか。着実に力を付けてきた20歳の若武者の挑戦は続く。

種市篤暉投手をもっとよく知るために。パ・リーグインサイトの過去の記事

【侍U-23代表】「絶対に点を取られない」種市が気迫の117球! 続投決めた稲葉監督「信じよう」
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「第2回WBSC U-23ワールドカップ」スーパーラウンド第2戦に先発した種市投手。初回に3ランを打たれるも、8回8安打3失点、117球、8奪三振の投球でチームを勝利に導いた。

「僕の球がショボく見える」鷹・千賀も絶賛、千葉ロッテ20歳右腕に“大化け“の気配
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マリーンズ・種市 2イニングを無失点に抑える好投