【試合戦評】主砲が4安打5打点の大活躍。北海道日本ハムが敵地で勝ち越し再びゲーム差は「4」

2016-08-07 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

1勝1敗の五分で迎えた首位攻防第3ラウンド。シーズン終了までの首位争いを大きく左右するであろう重要な一戦は、福岡ソフトバンクの先発が中田投手、北海道日本ハムが新人の加藤投手という対戦となった。

初回、福岡ソフトバンクが四球と安打などで2死1,2塁と好機を生むと、5番・松田選手がライトへの先制適時打。昨日までの2戦はどちらも北海道日本ハムが先制点を挙げていたが、「先制することが一番大事なので、良かったです」という松田選手の言葉通りの一打で、今日は福岡ソフトバンクが先制に成功した。

先手を取られた北海道日本ハムだったが、3 回に牙をむく。先頭の2番・中島卓選手と3番・大谷選手の連打などで無死2,3塁の好機を迎える。ここで打席に立った4番・中田選手の放った打球は、三塁手・松田選手の手前で大きく跳ね上がるイレギュラーバウンドとなり、3試合連続打点の2点適時打。「逆転は大きい」という一打で、今日もこれぞ4番という働きを見せる。さらに、集中力を高め相手先発・中田投手のストライクゾーンに集まった甘い球を見逃さず、適時打を浴びせるなど一挙4得点。逆転に成功する。

続く4回にも、中田選手が「いい感じに打てた」と冷静に振り返った17号2ランで北海道日本ハムが点差を広げ、先発・加藤投手を援護する。加藤投手は、毎回のように走者を背負いながらも変化球主体の投球で打たせて取り、6回途中2失点。先発として十分な役割を果たす。

首位の意地で何としてでも逆転したい福岡ソフトバンクは7回に無死1,2塁とし、3番・柳田選手が3番手・宮西投手からライトへの適時打を放ち3点差。しかし、なおも続く好機では後続が完璧に打ち取られてしまい、1点どまりで攻撃を終える。

北海道日本ハムは、8回にも中田選手のこの日4安打5打点となる適時打などで2点を追加し、勝負あり。連勝でカード勝ち越しを決め、両者のゲーム差は再び「4」に縮まった。

これで対戦成績は12勝7敗と北海道日本ハムが大きく上回る。直接対決は残すところあと5試合となり、2週間後の19日からは、再び札幌ドームでの直接対決3連戦を迎える。それまでにゲーム差が広がっているのか、はたまた少差、逆転となっているのだろうか。パ・リーグの優勝争いが激しさを増してきた。