ホークス川瀬が守備で存在感 本多コーチ「執着心とガムシャラさが出ていた」

2019-06-15 20:02 「Full-Count」藤浦一都
福岡ソフトバンク・川瀬晃※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

福岡ソフトバンク・川瀬晃※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

今宮に代わって遊撃で好守「ポジショニングを考えて守った結果」

■福岡ソフトバンク 4-3 横浜DeNA(交流戦・15日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの川瀬晃内野手が15日の横浜DeNA戦(ヤフオクドーム)で今宮健太内野手に代わって遊撃手でスタメン出場。前へ横へと果敢に動きながら好守備を連発し、先発の高橋礼の好投を支えた。

 初回は高いバウンドで高橋礼の頭を超えた大和の打球を素早くフォロー。4回には中前に抜けそうな乙坂の打球に追いついてアウトにした。5回は再び大和の難しいバウンドにうまくグラブを合わせ、6回には宮崎の高いバウンドを素早いチャージで捕球してジャンピングスローを見せた。川瀬は「今日は(高橋)礼さんなので内野ゴロや詰まった当たりが多くなると思って、自分で打者ごとにポジショニングを考えて守った結果です。自分の考えたポジショニングが当てはまりました」と胸を張った。

 工藤公康監督が「しっかり守っていましたね。積極的に前に出ていく姿勢が良かった」と言えば、本多雄一1軍内野守備走塁コーチは「今日はナイスプレー。1軍経験が少ない中で、前に横にと思い切ったプレーでしたね。球に対する執着心やがむしゃらさが出ていましたし、送球も正確でした。自信につなげてくれたらいいなと思います」と高く評価した。さらに、高橋礼も「処理が難しい打球でも踏ん張ってくれた。あれで僕も(投球の)リズムができました」と感謝した。

 川瀬は「本多コーチと前後左右の動きをずっとやっているので、やってきたことをまとめて出せました。特に前への動きは良かったですし、自信になります」と本多コーチに感謝。自主トレの師匠でもある今宮からは「そういうのを続けていけば、自ずとプレーできるようになる」と言われたという。川瀬は「1つ1つのアドバイスを胸に刻んでいきたい」と、さらなる成長を目指していく。

 一方で、課題の打撃面では犠打失敗を含む3打数無安打に終わった。川瀬は「あれだけいい守備をしたのにバントの失敗は自分でももったいないです」と深く反省。「練習するしかないんで」と、試合後はしっかりとバント練習をして、他の若手よりも遅い時間にドームを後にした。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)