甲斐野央投手がプロ初セーブでリベンジ。福岡ソフトバンクがカード勝ち越し

2019-06-20 21:54 「パ・リーグ インサイト」編集部
プロ初セーブを挙げた甲斐野央投手【撮影:須之内海】

プロ初セーブを挙げた甲斐野央投手【撮影:須之内海】

 6月20日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦」第3戦は、6対5で福岡ソフトバンクが勝利。東京ヤクルトの追い上げがあったものの、得点が欲しい場面で打線が機能し、見事にカード勝ち越しを決めた。

 先手を取ったのは福岡ソフトバンクだった。1回表、東京ヤクルトの先発・山田大樹投手に対し、2死から3番・内川聖一選手が内角低めの直球をはじき返すと、打球は左翼席に飛び込む7号ソロ。ベテランの一発で、1点を先行した。

 幸先よく先制した福岡ソフトバンクだったが、先発・大竹耕太郎投手が直後の2回裏に東京ヤクルト・村上宗隆選手に逆転の19号2ランを被弾。試合序盤は東京ヤクルトが1点リードする展開となった。

 2回以降はチャンスを作りながらも、歯がゆい攻撃が続いていた福岡ソフトバンクだったが、5回表に反撃を開始した。1死から内川選手、グラシアル選手の連打で,2,3塁のチャンスを作ると、東京ヤクルトの2番手・梅野雄吾投手から松田宣浩選手が右方向へ2点適時打を放って逆転に成功。さらに1,3塁としたところで塚田正義選手が適時打を放ってリードを2点に広げる。しかし、味方の援護を受けた直後の5回裏、大竹投手が山田哲人選手に同点の17号2ランを許してしまう。

 すると再び打線が援護。6回表、4番手・近藤一樹投手から今宮健太選手が四球を選ぶと、1死から打席に入ったのはここまで3安打と絶好調の内川選手。144キロの直球を完璧に捉えると、打球は美しいアーチを描きながら左翼席へ。今日2本目となる8号2ランは、リードを再び2点に広げる貴重な一発となった。

 福岡ソフトバンクは、6回裏から2番手・武田翔太投手が登板。2者連続三振を含む3者凡退で抑えたものの、続く7回裏には山田選手にこの試合2本目となる18号ソロを浴び、6対5の1点差に迫られる展開となる。

 守護神・森唯斗投手を欠く中で、継投が注目された福岡ソフトバンク。8回裏をモイネロ投手が走者を許しながらも無失点で切り抜けると、9回裏は甲斐野央投手がマウンドへ。18日のカード初戦ではイニング途中で無念の降板となったが、今日は3者凡退で締めてゲームセット。6対5で福岡ソフトバンクが勝利した。

 打線では、内川選手が2本塁打を含む5打数4安打の活躍。先制、勝ち越しの一発で、チームに勝利をもたらした。投手陣では、甲斐野投手がプロ初セーブ。守護神離脱中の救援陣に、新たな希望をもたらした。明日からは東京ドームで交流戦2位・巨人との直接対決が待っている。この勢いそのままに、交流戦優勝まで駆け抜けるか。