昨季は全員が規定打席に到達。交流戦における、各球団のチーム内首位打者は?

2019-06-27 11:55 「パ・リーグ インサイト」望月遼太
2018年のチーム内首位打者には、リーグを代表する好打者が多く名を連ねた

 続けて、2018年のパ・リーグ各チーム内での交流戦首位打者に輝いた選手たちを紹介していきたい。各選手の交流戦での成績と、シーズン通算成績は以下の通り。

北海道日本ハム:近藤健介選手
交流戦:17試合 6本塁打 21打点 打率.393 出塁率.485
シーズン:129試合 9本塁打 69打点 打率.323 出塁率.430

楽天:田中和基選手
交流戦:18試合 2本塁打 8打点 打率.314 出塁率.385
シーズン:105試合 18本塁打 45打点 打率.265 出塁率.323

埼玉西武:秋山翔吾選手
交流戦:18試合 4本塁打 15打点 打率.380 出塁率.443
シーズン:143試合 24本塁打 82打点 打率.323 出塁率.403

千葉ロッテ:角中勝也選手
交流戦:18試合 1本塁打 11打点 打率.412 出塁率.474
シーズン:112試合 7本塁打 57打点 打率.265 出塁率.345

オリックス:吉田正尚選手
交流戦:18試合 3本塁打 10打点 打率.397 出塁率.447
シーズン:143試合 26本塁打 86打点 打率.321 出塁率.403

福岡ソフトバンク:上林誠知選手
交流戦:18試合 3本塁打 10打点 打率.296 出塁率.447
シーズン:143試合 22本塁打 62打点 打率.270 出塁率.315

《THE FEATURE PLAYER》Bs吉田正 マッチョな豪快打も、技アリの一打も

 12球団全体でもトップの打率を残した角中選手をはじめ、.380以上の打率を残した選手が4人。昨季は交流戦期間中に絶好調を迎えていた打者が多かったといえそうだ。田中選手も期間中の打率が.300を超えた交流戦での活躍によってレギュラーの座を完全に手中に収め、2018年までの通算打率.267に対して出塁率は.309と早打ちの傾向が強い上林選手も、出塁率.447と課題の選球眼でも優れた値を残していた。

 シーズン全体の成績に目を向けると、近藤選手、秋山選手、吉田正選手の3名が打率.320を超えるハイアベレージを記録。若手の田中選手と上林選手も、現時点でのキャリアハイとなる成績を残している。角中選手は過去の実績を考えるとやや不本意な数字にとどまったが、6名全員が規定打席に到達したことが、各選手が主力としての働きを続けていたことの証明にもなるだろう。


 今季の交流戦でパ球団のチーム内首位打者に輝いた7選手のうち、NPBの規定打席に到達した経験がないのはブラッシュ選手、荻野貴選手、中川選手の3名。昨季と同様に、今季の交流戦で活躍を見せた選手たちもこのまま主力としてシーズンを駆け抜け、全員が規定打席に到達することになるだろうか。キャリアハイとなる成績を残せるかどうかも含めて、各選手のその後の活躍に注目してみる価値は大いにありそうだ。