【試合戦評】まさに意地。北海道日本ハムが鷹のマジック点灯を阻止

2016-08-21 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

福岡ソフトバンクの連勝で迎える首位攻防第3戦。今日の結果次第で福岡ソフトバンクに優勝マジックが点灯という、今季の優勝争いを占う非常に重要な一戦。今日も試合終了まで接戦が演じられるゲーム内容となった。

初回、北海道日本ハムの先発・加藤投手が1,3塁のピンチをいきなり迎えるも、無失点で切り抜ける。すると、その裏の攻撃で5試合ぶりにスタメン出場の2番・近藤選手が二塁打で出塁し、続く3番・大谷選手が8試合連続安打となる適時二塁打。「まずは先制できたことが大きい」と語る一打で今日も北海道日本ハムが初回に先制点を奪う。

3回裏に2死2塁の好機から4番・中田選手の適時打で北海道日本ハムが追加点を挙げるが、直後に福岡ソフトバンクが反撃を見せる。柳田選手の安打と四球などで無死満塁とし、5番・松田選手がストレートの四球でまず1点。なおも続く満塁の好機で併殺崩れの間に1点を奪い、同点に追い付く。

再度突き放し、今日こそは勝利をつかみたい北海道日本ハムは5回裏、大谷選手と中田選手の連打などで満塁の好機を迎える。この場面で打席に入った6番・陽選手の打球が相手の失策を誘い勝ち越し。続く7番・レアード選手が押し出し四球を選び、再び2点のリードを奪取する。

6回2失点の粘投を見せた加藤投手の後を受け、2番手・谷元投手が7回を3人で封じる投球。昨日は逆転打を許した3番手・宮西投手がリベンジを果たす好救援で無失点。最終回は守護神・マーティン投手がしっかりと抑えて連敗ストップ。優勝マジック点灯を阻止する価値ある1勝を挙げた。

本拠地での3連敗、マジック点灯は何とか防いだ北海道日本ハム。これで再びゲーム差は0.5となった。直接対決はちょうど1カ月後にヤフオクドームで開催される2試合だけとなった。それまでに覇者は決まっているのか、それとも最後までもつれる展開となるのか。この3連戦を見た限りでは最後まで優勝争いが行われているような気がしてならない。