【インサイト的選手名鑑】小島和哉(千葉ロッテ)~左腕不足に悩むチームの救世主として。多彩な球種を操る技巧派~

2019-08-21 14:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

8/14 ファイターズ対マリーンズ ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV

小島和哉(おじま・かずや)/投手

#43/1996年7月7日生まれ
177cm・81kg/左投左打


 浦和学院高校、早稲田大学を経て、2018年のドラフト3位で千葉ロッテに入団。浦和学院高校では、2013年選抜に出場し、2年生ながら優勝投手となった。その後春夏連覇を目指して挑んだ2013夏の甲子園、仙台育英戦で演じた182球の熱投は、今でも高校野球ファンの心に焼き付いていることだろう。

 早稲田大学に進学した後、東京六大学で積み上げた白星は通算22。大学ラストイヤーでは「エースで主将」の重責を担い、大学日本代表にも選出されたが、1年春から4年秋まですべてのシーズンで勝ち星を収めた鉄腕でもある。こうして学生野球界の王道を歩んできた左腕は、即戦力となることを期待され千葉ロッテへと入団した。

 2019年春季キャンプには、ルーキーながら一軍に帯同。その後オープン戦で結果を残し、開幕ローテーションの座を勝ち取るなど順風満帆な滑り出しを見せる。しかしプロ初登板の埼玉西武戦で2回8失点と炎上し、二軍落ち。その後はなかなか白星をつかめずにいたが、プロ入り5度目の登板となる8月14日の北海道日本ハム戦で6回1失点の好投を見せ、念願の初勝利を飾った。

 小島投手の持ち味は、キレのある直球はもちろん、スライダー、チェンジアップ、カットボールなど多彩な球種を有していることだ。これらを組み合わせて投球を組み立てることで、打者に的を絞らせず、空振りを奪う能力も高い。左腕不足に悩む千葉ロッテの救世主として、今後もさらなる飛躍が期待される。

マリーンズ・小島和哉 開幕ローテへ大きく前進する投球(C)パーソル パ・リーグTV

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千葉ロッテドラ3小島和哉、5度目の挑戦で待望の初勝利! 「ここまで初勝利がかかってしまった」
https://insight.official-pacificleague.com/news/17866
 5度目の登板で念願の初勝利をつかんだ小島和哉投手。井口監督も「チームが上に行くために必要な左腕」とコメントしているだけに、期待の厚さが伺える。

文・望月優樹