ウィーラーとブラッシュは2歳差。
外国人選手年齢早見表【Vol.2 楽天イーグルス編】

2019-08-27 12:00 「パ・リーグ インサイト」吉田貴

「いぶし銀」や「若武者」など、年齢に関係する呼称が多いプロ野球の世界。しかしながら、外国人選手の年齢にはあまり関心が向けられない。来日年数ならば知っているが、年齢は知らない選手も多い。そこで、パ・リーグ6球団の外国人選手を年齢順に表にまとめた。同年生まれの日本人選手を知ることで、新たな発見があるはずだ。今回は「東北楽天ゴールデンイーグルス」編。※2019年の満年齢で算出

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北海道日本ハム編
埼玉西武編
千葉ロッテ編
オリックス・バファローズ編
福岡ソフトバンク編

 楽天一筋5年目のウィーラー選手からまずは取り上げたい。すでに17本塁打を記録し、来日から5年連続となる2桁本塁打を達成。さらに、今季は通算100号となる節目の一発も記録。明るいキャラクターと、真摯に野球に取り組む姿勢は多くのファンから愛され、今や楽天の“顔”の1人となった。

 同じく野手陣では、今季新加入のブラッシュ選手の活躍も外せない。196センチ、106キロの恵まれた体格からアーチを量産し、すでに20本塁打を超えている。特に6月は月間打率.355と絶好調。上位打線にブラッシュ選手、下位打線にウィーラー選手が座ることで、打線に厚みを持たせている。

 外国人最年長ながらも、中継ぎとしてフル回転の活躍を見せているのが35歳、ハーマン投手だ。「ベテラン」と呼べる年齢であるもかかわらず、ここまで40試合を超えるペースで登板するなど献身的な活躍を見せている。同年代には岸孝之投手、嶋基宏選手が在籍。岸投手はここまでなかなか思うような結果が出ていない状態ではあるものの、ハーマン投手にバトンを渡せるような好投に期待したい。また、その時の捕手が嶋選手であれば言うことはないだろう。

 ハーマン投手とともにツインタワーを形成しているのが、今季新入団のブセニッツ投手だ。5月から本格的に一軍のマウンドに立つと、力強い直球を軸に好救援。試合終盤を任せられる場面も増えてきた。同年代には、エース・則本昂大投手と主砲・浅村栄斗選手が在籍。則本投手が抑え、浅村選手の本塁打で握ったリードを、ブセニッツ投手が守って勝利、という試合も今後増えていくかもしれない。

 外国人枠の関係上、なかなか出番を掴めない歯がゆい展開が続いているが、27歳、宋家豪投手投手の貢献も忘れてはいけない。昨季はリリーフとして40試合に登板し、防御率1.73の好成績。今季も6月までで31試合に登板するなど、まさにフル回転の活躍を見せていた。リフレッシュを理由にファームでの調整が続いたものの、8月から一軍に昇格。復帰戦となった8月23日の埼玉西武戦では、見事に2イニングを無失点で抑えてみせた。また、同年代の高梨雄平投手もファームで調整が続いていたが、一軍復帰を果たしている。両投手ともに実績は申し分ない。終盤戦に向けて、救援陣の柱として期待を寄せたいところだ。  

文・吉田貴
イラスト・出内テツオ