北海道日本ハム中田翔が気迫のヘッドスライディング 際どい当たりで「自然に」

2019-09-16 20:39 「Full-Count」石川加奈子
北海道日本ハム・中田翔※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

北海道日本ハム・中田翔※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

6回2死三塁で三遊間の当たりで頭から滑って適時内野安打に

■北海道日本ハム 7-2 福岡ソフトバンク(16日・旭川)

 北海道日本ハムの中田翔内野手が16日、気迫のヘッドスライディングでチームを鼓舞した。旭川で行われた福岡ソフトバンク戦。6回2死三塁で甲斐野から三遊間にゴロを放つと、全力疾走して頭から一塁ベースへ滑り込む。打球に追いついた今宮の送球が間に合わずにセーフになると、主砲の気迫のヘッドスライディングにスタンドがどよめいた。

 小雨の中、文字通り体を張って泥臭い1打点を挙げた中田は「(今宮が)捕るところが見えて、アウトだと思ったら自然に」とこの場面を振り返った。今季の道内地方開催ゲーム4戦4敗の結果に心を痛めていただけに「旭川での試合はこの前勝てなかったし、ファンに勝つ姿を見せたい気持ちが結果につながった」とうなずいた。

 この気迫にチームメートも触発された。渡邉諒内野手が右前で続くと、清宮幸太郎内野手も「中田さんの気合いのヒットもありましたので、皆さんがつないでくれたチャンスを無駄にすることなく打ちたいと思っていました」と右前へ適時打を放った。この回2死から4点を奪って一気に畳み掛けた。

 2試合連続2ケタ安打で、首位争いをしている福岡ソフトバンクに連勝した。「最後まで諦めない姿勢で戦うことができた」と語った中田。自身も8月25日オリックス戦(京セラD)以来となる3安打猛打賞をマークした。残り8試合。3位の可能性はまだ残っている。「ここまできたら、チームとして全力で戦う。それだけ」と言葉に力を込めていた。