埼玉西武平井、歴代2位の80登板 敗戦ショックを救った辻監督の一言「しょぼくれた顔するなよ」

2019-09-23 20:46 「Full-Count」編集部
埼玉西武・平井克典※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

埼玉西武・平井克典※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

3点リードの8回に登板すると、見事に3者凡退に封じて36ホールド目

■埼玉西武 5-3 楽天(23日・楽天生命パーク宮城)

 埼玉西武の平井克典投手が23日、敵地での楽天戦(楽天生命パーク宮城)で今季80試合目のマウンドに上がった。3点リードの8回に4番手として登板し、楽天打線を3者凡退に封じて36ホールド目。2005年に阪神・藤川球児投手が記録したシーズン登板数の歴代2位タイに並んだ。

 稲尾和久氏を抜きパ・リーグ新記録となる79試合目の登板となった21日の楽天戦。平井は2番手で登板し、自己ワーストの5失点で敗戦投手になっていた。この日はメヒアの適時二塁打で勝ち越しに成功した直後の8回に登板すると、21日の試合で同点ソロを献上した藤田と対戦した。

「同じことはしたくなかった」と藤田を二ゴロに打ち取りリベンジを果たすと、辰己、島内を連続三振に切って取り、無失点でマウンドを降りた。「投げるまではモヤモヤしていた。(21日は)僕の失点でひっくり返されてしまって、いい流れではなかった」と、自身の救援失敗から始まった2連敗の責任を背負っていた。

 敗戦の翌日、練習前にグラウンドで辻監督から声をかけられた。「お前、しょぼくれた顔するなよ」。指揮官の言葉に気合を入れ直した。この日の登板で80試合登板を達成し、2005年に阪神・藤川球児が記録したシーズン登板数の歴代2位タイに並んだ。「偉大な先輩に並べて嬉しい。でもまだ優勝が決まったわけじゃない。チームの勝ちに貢献するのが僕の仕事」。頼もしさの増す右腕は、目の前に迫った優勝へ腕を振り続ける。

(安藤かなみ / Kanami Ando)