ファイナルステージ第3戦。打線好調の福岡ソフトバンクに十亀剣はどう出るか

2019-10-10 22:50 「パ・リーグ インサイト」編集部
埼玉西武・山川穂高選手【撮影:丹羽海凪】

埼玉西武・山川穂高選手【撮影:丹羽海凪】

 10月11日、メットライフドームで行われる埼玉西武と福岡ソフトバンクの「パーソル CS パ」第3戦。10日の試合では福岡ソフトバンク打線が8得点と爆発し、2連勝を飾った。この試合でも早い段階で主導権を握り、シリーズ制覇に王手をかけたい。一方の埼玉西武は、投手陣が2試合で合計16失点と不本意な投球が続いている状況。打線は本来の力を出せているだけに、意地を見せたい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→12勝13敗 福岡ソフトバンク→13勝12敗

【「パーソル CS パ」対戦成績】
埼玉西武→(1勝)2敗 福岡ソフトバンク→2勝(1敗)

【埼玉西武】十亀剣投手 19試合5勝6敗 102回 57奪三振、防御率4.50
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 26試合13勝8敗 180.1回 227奪三振、防御率2.79

 埼玉西武の先発は十亀剣投手。今季、福岡ソフトバンクに対しては5試合に登板し防御率2.37の好相性を誇った。さらに、9月は3試合に登板し防御率1.40と、終盤にかけて調子を上げてきている。持ち味の打たせて取る投球術で、チームをシリーズ初勝利に導きたい。

 対する福岡ソフトバンクの先発は千賀滉大投手だ。ファーストステージ初戦となった5日の楽天戦では7回、125球の熱投を見せたものの、4失点で敗戦投手に。埼玉西武に対しては5試合で2勝2敗、防御率3.94となっている。エースが本来の投球を見せ、シリーズ制覇に王手をかけたい。

 埼玉西武打線では山川穂高選手に期待したい。10日の試合では安打1本と、2つの四球を選んで出塁した。昨季は4番としてクライマックスシリーズに臨み、力みもあって結果が残せなかった。それだけに、今季は打席内でもより冷静な判断が目立っている。豪快な一発を放ち、チームの雰囲気を好転させたい。

 一方の福岡ソフトバンク打線では中村晃選手に注目したい。10日の試合ではシリーズ初の5番に座ると、初回にいきなり先制の適時打を放ち、続く第2打席には右翼席に1号2ランを叩き込んで試合を決めた。シリーズを通して打線変更が目立つチームの中で、幅広い起用にも応える活躍に期待したい。

文・吉田貴