各チームの「4番打者」、スタイルの違いは?

2016-03-01 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

今月25日に迫ったシーズン開幕。各球団とも春季キャンプを打ち上げ、オープン戦で最終仕上げに入っていく。今季を戦うそれぞれのチームの、4番打者に注目してみた。

和製大砲として長くその位置に君臨しているのが、北海道日本ハムの中田翔選手と、埼玉西武・中村剛也選手だ。中田選手は昨年、30本塁打。プロ入り後初めて30本の大台に乗せ、打点も2年連続100打点越えとなる「102」をマーク。中村選手は37本塁打で2年連続、6回目のホームラン王に輝き、リーグトップの124打点と安定した成績を残した。2人とも、昨年秋のプレミア12日本代表にも選ばれるなど、日本を代表するスラッガーだ。

大砲というタイプではないが、今季も4番として期待されるのが昨年の覇者、福岡ソフトバンク・内川聖一選手。昨年は打率.284に終わり、7年続いてきた打率3割の記録が途切れるシーズンになってしまったが、日本シリーズ進出を決めた昨年秋のクライマックスシリーズファイナルステージでは、3試合連続で決勝適時打を記録。集中力と存在感を見せつけた。トリプルスリーの柳田悠岐選手、35本塁打の松田宣浩選手と長距離打者もいる中、安打量産タイプの内川が存在することで、穴のない打線が完成する。

対して、新外国人に大役を任せることになりそうなのがオリックス、楽天。オリックスはモレル選手、楽天はゴームズ選手となりそうだ。

モレル選手はここまで(3月1日現在)の実戦で6打数5安打3打点1本塁打と活躍。メジャー13発と大きな実績はないが、28歳と若く、その伸びしろにも期待できそうだ。

大きな話題となったのがゴームズ選手の入団だろう。メジャー通算本塁打は「162」を数え、2013年にレッドソックスで、昨年はロイヤルズでワールドチャンピオンに輝くなど「優勝請負人」の呼び声も高い。2月22日に入団が発表され、チームに合流して間もないが、今季の楽天の4番はこの男に託されそうだ。

千葉ロッテは現在のところ流動的。ナバーロ選手の復帰まで、昨年18本塁打のデスパイネ選手が担うことになる。このところの対外試合で4番も務める井上晴哉選手も、その座を虎視眈々と狙う。

打線の核ともいえる4番打者。各チーム、優勝を狙う上でこの男達の働きぶりがカギを握ることになる。