19年隠れ“タイトルホルダー”は? 埼玉西武森は得点圏、荻野は二、三塁打王【パ編】

2019-10-28 07:20 「Full-Count」編集部
千葉ロッテ・荻野貴司※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

千葉ロッテ・荻野貴司※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

犠打は捕手勢を振り切り埼玉西武の源田、死球は楽天ブラッシュ、2位に千葉ロッテ鈴木

 プロ野球は圧倒的な力で福岡ソフトバンクが3年連続日本一を達成し、全ての日程が終了した。レギュラーシーズンでは埼玉西武が連覇、巨人が5年ぶりのリーグ優勝を果たした。各タイトルも決まり巨人の山口俊が15勝、188奪三振、勝率.789で3冠、埼玉西武の森友哉が捕手では史上4人目の首位打者を獲得した。

 ここでは表彰されることはないが、セ・パの各部門のトップ3を紹介していく(規定打席到達者)。まずはパ・リーグの隠れた“タイトルホルダー”たち。

【二塁打】
1 千葉ロッテ 荻野貴司 35本
2 埼玉西武 森友哉 34本
2 千葉ロッテ 鈴木大地 34本

【三塁打】
1 千葉ロッテ 荻野貴司 7本
2 北海道日本ハム 西川遥輝 6本
2 楽天 茂木栄五郎 6本
他2名

 二塁打、三塁打でトップに立ったのは千葉ロッテのプロ10年目・荻野。キャリアハイの打率.315、28盗塁をマークするなど巧打と快足で打線を牽引。走力を生かした長打も今シーズン多く生まれた。

【塁打】
1 オリックス 吉田正尚 283
1 埼玉西武 山川穂高 283
3 埼玉西武 秋山翔吾 278

【三振】
1 楽天 浅村栄斗 162
2 楽天 ブラッシュ 157
3 埼玉西武 山川穂高 142

 塁打数とは単打を1、二塁打を2、三塁打を3、本塁打を4として集計した数のこと。オリックスの吉田正は自己最多の29本塁打、168安打をマークした。埼玉西武の山川もトップタイだが43本塁打をマークしており長打で荒稼ぎしたといってもいいだろう。

犠飛はウィーラー、浅村の楽天勢、失策は埼玉西武の外崎、中村が…

【四球】
1 北海道日本ハム 近藤健介 103
2 北海道日本ハム 西川遥輝 93
2 楽天 浅村栄斗 93

【死球】
1 楽天 ブラッシュ 17
2 千葉ロッテ 鈴木大地 16
3 埼玉西武 山川穂高 13

 選球眼の高さを発揮した四球は近藤、西川の北海道日本ハム勢が1、2フィニッシュ。3位には最多三振の楽天・浅村が入っており“ブンブン丸”だけではないことも分かる。

【犠打】
1 埼玉西武 源田壮亮 25
1 オリックス 若月健矢 25
3 福岡ソフトバンク 甲斐拓也 23

【犠飛】
1 楽天 ウィーラー 10
2 楽天 浅村栄斗 9
3 埼玉西武 森友哉 6
他3名

 チャンスを拡大させる犠打では埼玉西武・源田、そしてオリックス・若月がトップ。日本では2番打者や下位打線を打つイメージのある捕手に多くつく記録。3位にも福岡ソフトバンクの正捕手・甲斐が入った。

【得点圏打率】
1 埼玉西武 森友哉 .411
2 埼玉西武 中村剛也 .350
3 千葉ロッテ 荻野貴司 .347

【失策】
1 埼玉西武 外崎修汰 15
2 埼玉西武 中村剛也 13
3 福岡ソフトバンク 松田宣浩 12
他1名

 勝負強さNo.1は埼玉西武の森。首位打者にも輝き得点力もある久々に現れた“打てる捕手”だ。2位にも埼玉西武の中村がランクインしリーグ連覇を果たした強力打線を象徴している。失策は守備範囲の広さなどでも“余分”に付くこともあり数字だけでは評価できないと言える。

(Full-Count編集部)