多くの支持を集めているのは誰? 「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞」途中経過

2019-11-08 21:20 「パ・リーグ インサイト」望月遼太

熱き一票を…『外野手編』

投票の権利を持つのは、野球ファン全員

「パーソル パ・リーグTV」では、11月1日から「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞」と題して、各ポジションにおける最高の守備職人を選出する投票企画を開始している。投票の権利を持つのは、野球ファン全員。まさに「ファンが選ぶ最高の守備の名手を選ぼう」という企画だ。

「パーソル パ・リーグTV」の会員でない方は、ノミネートされた全ポジション・全選手の中から1人の選手に対して投票する、という形式となるが、パ・リーグ見放題パック11月会員の方であれば、ポジション別に1選手ずつ、計9選手への投票が可能となっている。

 今回の記事では、11月8日午前9時時点における得票数の途中経過を紹介。全国のファンがどのような票を投じているのかを、この機会にあらためて確認していこう。

非会員票の1/4以上の支持を集めてトップに立ったのは……?

《THE FEATURE PLAYER》L金子侑 『清涼感あふれる好守』まとめ

 まずは、会員ではない方々が投じた票の内訳について見ていきたい。投票対象となった全選手の中で、得票数が多かった選手のトップ5は以下の通りとなっている。

1位:金子侑司選手(埼玉西武) 716票
2位:辰己涼介選手(楽天) 341票
3位:今宮健太選手(福岡ソフトバンク) 203票
4位:源田壮亮選手(埼玉西武) 177票
5位:荻野貴司選手(千葉ロッテ) 111票


 2度の盗塁王に輝いた類まれな俊足と、時にはメットライフドームのブルペンに飛び込みそうな打球をフェンスを登ってもぎ取るガッツを武器に、外野手として幾度となく好プレーを披露した金子侑選手が全体の4分の1以上の票を集めてトップに。同じくスピードを活かした広い守備範囲が持ち味のルーキー・辰己選手が2位に入っており、両選手が持つ守備レンジの広さや球際の強さが、野球ファンからも高く評価されていることがわかる。

 3位と4位には共に遊撃守備の名手として知られる、今宮選手と源田選手が揃ってランクイン。高校時代に154km/hの速球を投じた強肩や抜群の身体能力を活かし、鮮やかなファインプレーを連発する今宮選手と、難しい打球をそう感じさせない、まさに職人技と形容できるフィールディングを見せる源田選手。選手としてのタイプは真逆ながら、互いに多くのファンから支持を集めていることがうかがえる結果となっている。

 5位には自身初の規定打席に到達し、プロ入り後初めてシーズンのほとんどを一軍で戦い抜いた荻野貴選手がランクイン。かねてから球界屈指の俊足の持ち主として広く認知されている存在でもあっただけに、ついに年間を通した活躍を見せられたことが、そのまま得票数にも結び付いた格好だ。

 続けて、「パーソル パ・リーグTV」会員の方々が投じた票の内訳を、一つ一つの守備位置ごとに確認していきたい。各ポジションにそれぞれ601票ずつ投じられた中で、得票数トップ3(外野手はトップ6)に入った選手たちは以下の通りだ。

投手

《THE FEATURE PLAYER》B山本 見ているだけで楽しい『快投&ガッツポーズ』まとめ

1位:山本由伸投手(オリックス) 165票
2位:千賀滉大投手(福岡ソフトバンク) 137票
3位:有原航平投手(北海道日本ハム) 83票


 防御率1.95という圧巻の内容で最優秀防御率に輝いたピッチングのみならず、フィールディングの技術にも定評がある山本投手がトップに立っている。21歳の若さながら投手としての高い能力を随所で示した俊英のことを、全国のファンが高く評価していることがあらためてうかがえる結果と言えそうだ。

 227奪三振という数字で自身初の奪三振王を獲得し、9月6日にはノーヒットノーランも達成した千賀投手がそれに続いており、今後も熾烈な争いが予想されるところだ。3位にはシーズン15勝を挙げて自身初の最多勝に輝いた有原投手がランクインし、充実したシーズンを送った3投手がそれぞれランク上位に位置するかたちとなった。

捕手

ホークス・甲斐キャノン 発動(上級者は髪サラサラまで楽しむ)

1位:甲斐拓也選手(福岡ソフトバンク) 258票
2位:森友哉選手(埼玉西武) 147票
3位:若月健矢選手(オリックス) 115票


 抜群の強肩を武器に「甲斐キャノン」の異名を取る甲斐選手が、601票のうち258票という高い支持を集めてトップに。主戦捕手となった2017年からチームは3年連続で日本一に輝いており、短期決戦における相手のキーマンを封じ込める配球や、その肩を活かした確実な盗塁阻止も、チームのポストシーズンにおける強さに一役買っていることだろう。

 自身初の首位打者に輝くなど打撃面でも活躍し、リーグ連覇を果たしたチームを攻守でけん引した森選手が2位に入り、甲斐選手らを抑えてリーグトップの盗塁阻止率.371を記録した若月選手が3位に。甲斐選手が27歳、森選手と若月選手が共に24歳と、選手生命が長い傾向にある捕手としてはいずれもまだ若い。今後のさらなる成長も期待されるところだ。

一塁手

【6回裏】チームのピンチを救う!! ホークス・内川聖一のファインプレー!! 2019/8/6 M-H

1位:内川聖一選手(福岡ソフトバンク) 214票
2位:鈴木大地選手(千葉ロッテ) 111票
3位:山川穂高選手(埼玉西武) 99票


 一塁手として守備率1.000、すなわち年間を通じて1度もエラーをしないという素晴らしい数字を残した内川聖一選手がトップに立っている。守備率1.000はパ・リーグの一塁手としては史上初となる快挙であり、37歳にしてさらなる守備力の向上を見せているベテランが多くの得票を集めているのも当然と言えるか。

 2位の鈴木選手はユーティリティプレーヤーとして内野の全ポジションと左翼手をこなしながら、一塁手としてその中でも最多となる89試合に出場している。その奮闘ぶりは、ファンの心にも確かに響いたようだ。3位には2年連続で本塁打王に輝いた、埼玉西武が誇る長距離砲・山川選手が入った。