多くの支持を集めているのは誰? 「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞」途中経過

2019-11-08 21:20 「パ・リーグ インサイト」望月遼太
二塁手

《THE FEATURE PLAYER》L外崎も『たまらん!?』土壇場で光る球際の強さ

1位:外崎修汰選手(埼玉西武)313票
2位:中村奨吾選手(千葉ロッテ) 131票
3位:浅村栄斗選手(楽天) 79票


 浅村選手の移籍に伴って昨年まで主戦場としていた外野から二塁に移り、優れたハンドリングと広い守備範囲を武器にファインプレーを連発した外崎選手が、全体の半数以上の票数を集めてトップに立った。内野への再コンバート1年目ながら攻守にわたって出色の活躍を見せ、同世代の源田選手と組む鉄壁の二遊間はチームのストロングポイントとなっている。

 5月に清水将海コーチと激突して負傷した影響もあってか打撃面では大きく成績を落としてしまったが、2年連続で全試合出場を達成して幾度となく好守を見せた中村選手が2位にランクイン。3位の浅村選手は新天地の楽天でも二塁手のレギュラーとして活躍し、リーグトップの守備率.989と堅実な守備を披露した。

三塁手

熱き一票を…『三塁手編』

1位:中村剛也選手(埼玉西武) 237票
2位:松田宣浩選手(福岡ソフトバンク) 235票
3位:レアード選手(千葉ロッテ) 72票


 かねてからその三塁守備は各方面で高い評価を受け、7年連続でゴールデングラブ賞を受賞している名手・松田選手を抑えて、100kgを上回る巨体ながら柔らかいグラブ捌きを備える中村選手がトップに立っている。とはいえ、その差はわずかに2票。全ポジションの中で、最も熾烈な争いが繰り広げられている最中だ。

 強打を武器にする助っ人ながら守備にも定評があり、強肩と打球反応を活かしてチームを助けているレアード選手も移籍1年目からレギュラーとして活躍したが、この投票では3位とやや分が悪いか。ノミネートされた選手が3人のみと全ポジションで最も少なくなっていることもあり、今後の票数の動きからも目が離せなさそうだ。

遊撃手

《THE FEATURE PLAYER》たまらん上級者の皆様へ…L源田の『簡単そうに捌く守備』まとめ

1位:源田壮亮選手(埼玉西武) 423票
2位:今宮健太選手(福岡ソフトバンク) 78票
3位:中島卓也選手(北海道日本ハム) 38票


 会員でない方による投票では今宮選手の得票率が源田選手を上回っていたが、会員の方による投票では源田選手が400票を超える圧倒的な支持を受けている。その守備でファンを驚かせる今宮選手に比べ、源田選手の守備はファンを唸らせる。この投票結果一つをとっても傾向の違いが感じられるという点でも、実に興味深い結果といえそうだ。

 源田選手が非常に多くの得票を集めていることもあり、他の選手が手にする票数は自然と少なくなってしまう。しかし、2位の今宮選手、3位の中島卓也選手も、それぞれショートとしての守備力の高さは広く知られたところ。それでも票数としては大差がついているところからも、あらためて遊撃手というポジションが相当な激戦区であることがうかがい知れる。

外野手

《THE FEATURE PLAYER》E辰己『リミッターを解除したような守備』まとめ

1位:金子侑司選手(埼玉西武) 439票
2位:辰己涼介選手(楽天) 265票
3位:秋山翔吾選手(埼玉西武)260票
4位:荻野貴司選手(千葉ロッテ)194票
5位:西川遥輝選手(北海道日本ハム)150票
6位:大田泰示選手(北海道日本ハム)127票


 会員でない方による投票でも1位と2位に入っていた金子侑選手と辰己選手が、会員の方を対象にした集計でもワンツーを決めている。それぞれ傾向が異なった遊撃手の部門とは異なり、こちらは会員・非会員の双方を合わせた幅広い層から、同様の高い評価を受けていると言えそうだ。

 3位から5位までに入った秋山選手、荻野貴選手、西川選手の3人は、それぞれ各チームのトップバッターと中堅手を共に務めているという共通点を持つ。攻守の両面で俊足を活かしてチームをけん引する彼らのプレーぶりは、ファンからも多くの支持を集めているようだ。6位の大田選手はプロ入り当初は内野手だったが、移籍後に外野手として披露した好守でその評価を確立。その高い守備力がファンの間でも認知されていることがうかがえる。

会員の投票によって大きく得票数を伸ばした選手たちはどんな顔ぶれに?

 最後に、会員・非会員の票を合算した得票数がトップ5に入った選手たちを紹介していきたい。

1位:金子侑司選手(埼玉西武) 1155票
2位:辰己涼介選手(楽天) 606票
3位:源田壮亮選手(埼玉西武)600票
4位:外崎修汰選手(埼玉西武)339票
5位:秋山翔吾選手(埼玉西武)332票


 1位が金子侑選手、2位が辰己選手という点には変化がないが、埼玉西武のセンターラインを担う3選手が大きく得票数を伸ばしている。会員でない方は各選手の中から1人に投票するかたちとなるが、会員の方は各ポジションごとに1票ずつを投じられる。そういった点も、投票の傾向の違いに影響をおよぼしている面はあるかもしれない。


「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞」は、11月13日まで投票を受け付けている。自らが思うリーグ最高の守備の名手たちに、ぜひ清き一票を投じてみてほしい。

◇投票はこちらから
https://tv.pacificleague.jp/page/pc/bestgloveaward/