万波中正~驚異のパワー、無限の可能性、高い潜在能力。新球場1号弾を夢見る長距離砲~(北海道日本ハムファイターズ)【インサイト的選手名鑑】

2019-11-13 15:36 「パ・リーグ インサイト」編集部

【ファーム】2日連続の劇的勝利!! ファイターズ・万波中正 サヨナラ3ランホームラン!! 2019/9/8 F-L(C)パーソル パ・リーグTV

万波中正(まんなみ・ちゅうせい)/外野手

#66/2000年4月7日生まれ
190cm・90kg/右投右打


 横浜高校から2018年のドラフト4位で北海道日本ハムに入団。コンゴ人の父親、日本人の母親を持ち、身長190cm、体重90kgの恵まれた体で運動神経も抜群。それを感じさせるエピソードとして、中学時代は野球チームのみならず陸上部でも活躍。障害走や砲丸投げで好成績を収めたそうだ。

 横浜高校時代は「スーパー1年生」と報じられることもあるなど、1年生のころから注目度は高かった。横浜スタジアムのバックスクリーン直撃ホームランを2度も放ち、規格外のパワーを持つプレーヤーとして名をとどろかせた。3年生の夏の甲子園では、のちのチームメイトになる金足農高校の吉田輝星投手から2安打を放っている。

 入団後はキャンプは二軍スタートだったが、札幌ドームで行われた3月3日のオープン戦で一軍初出場を果たす。9番・右翼でスタメンフル出場し、守備で好捕を見せたが、3打席無安打と快音はなし。その後はファームで鍛錬を積むことになった。

 イースタン・リーグが開幕すると、持ち前のパワーを発揮。4月12日の千葉ロッテ戦で第1号ホームランを放つと、続く打席で2号も飛び出した。5月10日にはプロ初のサヨナラホームラン。最終的には71安打 14本塁打 42打点、打率.238、出塁率.316、長打率.426とまだ粗削りではあるが、高卒新人ながらチーム最多本塁打をマークした。

 そして8月14日、待望の1軍初昇格を果たし、2試合に出場するも4打数無安打2三振に終わり、21日に登録抹消。その後、再び1軍に昇格するチャンスを得ることはできなかった。2軍に90試合出場し、打率.238、14本塁打、42打点でルーキーイヤーを終えた。1軍では、プロのレベルの高さを痛感することとなったが、ファームでの14本塁打はチームトップ、そしてリーグ4位であり、パンチ力に長けていることは確かである。

 入団会見では「ファンの皆さんが、あの選手を見たい、球場に行ってみたい、と思わせるような選手になりたいです。新球場での第1号ホームランを打つことが目標です」と抱負を述べた。現在、発揮されている力が彼の片鱗だとすれば、一体どれだけスケールの大きな選手になるのか、期待が高まる一方だ。新球場1号弾をかっとばす夢も叶えてしまいそうな、無限の可能性を持つ万波選手にぜひ注目して欲しい。

(2020/1/29 追記)

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