次世代のブレーク候補は? 2019年、ファームで躍動した選手たち

2019-11-27 07:05 「Full-Count」編集部
千葉ロッテ・安田尚憲※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

千葉ロッテ・安田尚憲※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

イースタンは千葉ロッテ安田、横浜DeNA中川が2冠、巨人山下は高卒1年目で育成→支配下

 26日の「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」では、ファーム選手の表彰も行われた。1軍での活躍を目標に奮闘した若手たちは、将来のスター候補。今季の新人王に輝いた東京ヤクルトの村上宗隆内野手、福岡ソフトバンクの高橋礼投手らも昨シーズンまではファームでしのぎを削っていた。2019年シーズンのイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグで躍動した選手たちは……。(OPS=出塁率+長打率)

○安田尚憲(千葉ロッテ)
今季成績(2軍):122試合 打率.258 19本 82打点 OPS.804

 2017年ドラフト1位で千葉ロッテに入団。2年目の今季、1軍昇格はなかったもののイースタンで本塁打、打点の2冠王に輝いた。昨季は1軍で60打席に立ち、新人王資格(支配下5年以内、1軍で60打席以内)を残すため、来季に期待がかかる。

○中川虎大(横浜DeNA)
今季成績(2軍):20登板 11勝3敗1セーブ 93奪三振 防御率2.25

 2017年育成ドラフト1位で横浜DeNAに入団。2年目の今季は前半戦で13試合に登板し、8勝3敗、防御率2.00の好成績を残して支配下契約を勝ち取った。1軍でも3試合に登板(1先発)し、イースタンでは最優秀防御率、最多勝利の投手2冠に輝いた。

○山下航汰(巨人)
今季成績(2軍):90試合 打率.332 7本 40打点 OPS.867

 2018年育成ドラフト1位で巨人に入団。育成1年目ながらファーム53試合で打率.316、3本塁打、18打点の好成績で、7月5日に球団史上初となる高卒1年目での支配下登録を勝ち取った。1軍では12打数で2安打を記録。イースタンでは首位打者に輝き、新人賞、殊勲賞、ビックホープ賞も受賞した。

福岡ソフトバンク田城はビッグホープ賞獲得も…ウエスタンは実績組が奮闘

○田城飛翔(福岡ソフトバンク)
今季成績(2軍):112試合 打率.307 4本 45打点 OPS.742

 2016年育成ドラフト3位で福岡ソフトバンクに入団。1、2年目は3軍での出場がほとんどだったが、3年目は飛躍の年となった。3、4月に25試合で打率.359、9打点、4盗塁で月間MVPに選ばれると、ウエスタン最多の108安打と同2位の打率.307を記録した。ビッグホープ賞も獲得し、支配下登録も近そうだ。

○漆原大晟(オリックス)
今季成績(2軍):39登板 1勝0敗23セーブ 38奪三振 防御率3.52

 2018年育成ドラフト1位でオリックスに入団。1年目ながらファームの守護神として39セーブをマークし、ウエスタン最多セーブに輝いた。新人賞、技能賞、期待賞も受賞し、来季は支配下登録と1軍登板を目指す。

 イースタンのタイトルは安田が打撃2冠、中川が投手2冠に輝いた。ウエスタンでは育成選手の漆原が最多セーブの一方、最優秀防御率の中田賢一投手、最多勝の秋山拓己投手、首位打者の石川駿内野手と実績のある選手の奮闘も目立った。今季ファームでタイトルを獲得した選手たちは、来季以降1軍でどのような結果を残していくのか楽しみだ。

(Full-Count編集部)