【試合戦評】4年ぶりのリーグ制覇へ、ついに北海道日本ハムの優勝マジックは「1」

2016-09-26 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

前日の試合は、大谷選手の一打で追い付き、11回裏にまさかの幕切れでサヨナラ勝ちを収めた北海道日本ハム。優勝マジックを「3」に減らし、最短で明日(27日)の埼玉西武戦で4年ぶりのリーグ優勝が決定する。対するオリックスも来季へ向けた戦いはすでに始まっており、残り5試合で手応えをつかんでいきたい。

オリックスの先発は、3月30日の白星を最後に自身9連敗中と苦しむ東明投手。3回まで毎回走者を出しながらも、武田選手のジャンピングキャッチなど味方の好守にも助けられ、4回まで無失点に抑える投球を見せる。

対する北海道日本ハムの先発は、7勝目を目指す加藤投手。4回裏に先頭打者・吉田正選手に左中間への二塁打を放たれるなど、1死3塁のピンチを招く。しかし、力強いストレートと低めを丁寧に突く変化球で後続を打ち取り、負けじと4回無失点に抑える。

試合が動いたのは5回表。6番・陽選手が左中間への14号本塁打を放ち、北海道日本ハムが先制点を挙げる。その後8番・大野選手が低めのフォークを捉えて二塁打とし、1番・西川選手が早くも猛打賞となる3安打目を放つも、武田選手の本塁への好返球に阻まれ1点止まりに終わる。

続く6回表、先頭の近藤選手が二塁打で出塁すると、3番・大谷選手が右前に運ぶ適時打を放ち1点を追加。続く4番・中田選手が二塁打を放ち、無死2,3塁となった場面で東明投手が降板し、2番手・赤間投手に交代。その後満塁の場面で連続四球を選び、北海道日本ハムがリードを4点に広げる。

一方のオリックスは6回裏、先頭の糸井選手から3者連続で安打が飛び出し、無死満塁の絶好機を迎える。ここで4番・T-岡田選手が詰まりながらも打球を右前に運び、意地の一打で2点を奪う。ここで北海道日本ハムは2番手・鍵谷投手にスイッチ。再び無死満塁となるも、鍵谷投手が投ゴロに打ち取り、その後は連続三振で後続をシャットアウト。北海道日本ハムの2点リードのまま終盤を迎える。

7回は両チームとも無得点に終わり、迎えた8回裏。6番・西野選手が四球と7番・伊藤選手の二塁打で1死2,3塁に。ここで8番・小島選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点差に詰め寄る。

オリックスの追い上げへの士気が高まり、最終回に1死1,2塁のチャンスを作るが、宮西投手に気迫の投球で抑えられ、逆襲ならず。北海道日本ハムが1点のリードを死守して逃げ切った。

QVCマリンの試合で福岡ソフトバンクが千葉ロッテに敗れたため、北海道日本ハムの優勝マジックはついに「1」となった。明日の埼玉西武戦で勝利すれば、4年ぶりのリーグ制覇となる。最大「11.5ゲーム差」からの大逆転優勝まで、あともう一歩だ。