安達了一~国指定の難病を乗り越えて。球際の強さ光る守備職人~(オリックス・バファローズ)【インサイト的選手名鑑】

2020-04-05 13:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

《THE FEATURE PLAYER》B安達了一 今年こそ そのグラブは黄金色に輝く!?(C)パーソル パ・リーグTV

安達了一(あだち・りょういち)/内野手

#3/1988年1月7日生まれ
179cm・78kg/右投右打


 榛名高校、上武大学を経て東芝へと進み、2011年ドラフト1位でオリックスへ入団した内野手だ。榛名高時代は甲子園出場こそならなかったものの、主将としてチームをけん引。上武大でも主力となり、3年秋にはリーグMVPに輝いた。卒業後は社会人の名門・東芝へと進み、2010年の都市対抗野球で若獅子賞を受賞するなど、着実に実績を積み上げ、ドラフト1位の栄光をつかみ取った。その年にドラフト1位指名を受けた選手には、福岡ソフトバンク・武田翔太投手や、埼玉西武・十亀剣投手などがいる。

 即戦力遊撃手として入団した安達選手。ルーキーイヤーの2012年から50試合に出場し経験を積むと、2年目以降は不動のレギュラーとしての地位を築き、毎年130試合以上に出場した。しかし、そんな野球人生に転機が訪れる。2015年のシーズンオフのことだった。

「潰瘍性大腸炎」。国が難病に指定している、重い病を患った。しかしそれでも安達選手はグラウンドに立ち続け、2016年シーズンは118試合に出場。打率はキャリアハイを更新する2割7分3厘をマークし、レギュラーの座を守り抜いた。

 安達選手の魅力は、なんといってもその広い守備範囲だろう。強肩を生かし、深い位置で捕った打球をアウトにする姿は、パ・リーグファンにとっておなじみの光景だ。2019年は三塁を守る場面も増え、出場機会も限られてはいるが、オリックスにとって貴重な戦力であることに変わりはない。「定位置」でアウトを積み重ねる安達選手の雄姿をファンは待っている。

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オリックス・安達了一選手が決勝HR。パーソルDAY ZOZOマリンスタジアム編
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文・望月優樹