中島卓也選手と石井一成選手から内野安打を奪い取るチャレンジ!? 北海道日本ハムの「フリーRUNS」

2020-03-14 12:07 「パ・リーグ インサイト」編集部

 昨年話題になった、パ・リーグオフィシャルスポンサーのパーソルグループのアルバイト求人情報サービス「an」による「an 超バイト」(「an」は昨年11月をもってサービス終了)。特に埼玉西武の中村剛也選手、山川穂高選手による「ホームランキャッチバイト」はYouTubeの再生回数200万回超えと話題になった。

 今年は「フリーRUNS」と題してさらにパワーアップ。一般公募で当選したファンが、パ・リーグ各球団にFA移籍体験。プロ野球を代表する一流選手のトレーニングのお手伝いを行う。しかも、賞金1万円と選手のサイン入りグッズ、全国どこからでも交通費・宿泊費支給という高待遇だ。春季キャンプ期間にパ・リーグ6球団全てで実施し、内容もそれぞれ工夫を凝らしたものになった。

 1月下旬、まさにキャンプインの直前の「タピックスタジアム名護(名護市民球場)」で行われた北海道日本ハムファイターズ編では、中島卓也選手と石井一成選手が登場。「プロの内野手から内野安打を勝ち取る」チャレンジが行われた。

 コンディションの影響で大事をとった中島選手がトス役、石井選手が内野守備に。中島選手にトス役というだけでも相当な贅沢なのだが、それを捌くのも開幕スタメン有力株の石井選手というファイターズファン垂涎の企画である。

キャンプ前、自主トレ中の中島卓也選手。

キャンプ前、自主トレ中の中島卓也選手。

 この企画にチャレンジするのは、横浜市在住の高校生磯崎若奈さんと、北海道・新得町の鈴木魁声さんだ。

自主トレ風景を見学。ベンチで見る風景は「選手が近くて感動です! わきあいあいとしていて選手も楽しそう」と鈴木さん(右)。「選手同士が仲がいいところがファイターズが好きな理由でもあります」と磯崎さん(左)。

自主トレ風景を見学。ベンチで見る風景は「選手が近くて感動です! わきあいあいとしていて選手も楽しそう」と鈴木さん(右)。「選手同士が仲がいいところがファイターズが好きな理由でもあります」と磯崎さん(左)。

「横浜在住でなかなか札幌ドームまで足を運べないので、選手を近くで見ることができるというだけでももう感激です。きょうだい揃ってファイターズファンですが、(今回応援に駆けつけた)兄は中島卓也選手のファンで、私は石井一成選手のファン。今日は2回くらいはセーフを奪いたいです。作戦は……なるべく守備と逆方向に打つことかな」と磯崎さん。実は大学進学が決まったばかりで、「自分自身へのご褒美になります」と嬉しそうに話した。

 一方の鈴木さんは、新得町の町役場で働く23歳。「2017年に淺間大基選手と谷口雄也選手が新得町の応援大使として来てくれました。ファイターズは地元とファンを大切にする球団というイメージ。若い選手が活躍しているのも魅力ですね」。新得町役場で草野球チームをつくり、2015年には自治体のチームが集まる全国大会へ出場。その実績に期待がかかる。「三遊間寄りに打って内野安打を狙います」と意気込みを語った。

この時間のために整地し、ラインも新たに引いていただきました。協力的な球団の皆様、スタジアムの皆様に感謝!

この時間のために整地し、ラインも新たに引いていただきました。協力的な球団の皆様、スタジアムの皆様に感謝!

選手スタンバイ中! やる気満々の中島選手と、ちょっとはにかむ石井選手。

選手スタンバイ中! やる気満々の中島選手と、ちょっとはにかむ石井選手。

 始める前に、中島選手がバッティングフォームの確認。「いいじゃないですか、いけるいける」と開口一番褒められ、鈴木さんは恐縮した面持ち。ミートしやすいように短くバットを持っていた磯崎さんには「ちょっと短く持ちすぎじゃない?」とアドバイス。この予定になかったバッティング練習も2人にとってかけがえのない時間に。

 磯崎さんは「(経験のある)ソフトボールよりも硬球は小さいので当たるか心配です」と開始前に話をしていたが、「トスが安定していてすごく打ちやすかったです」とにこやか。本番前に自信をつけたようだ。

次のページ・・・いよいよ本番開始! 石井選手の守備からセーフをもぎとれるか……?