ブランドン・レアード~寿司パフォーマンスが大人気!!来日6年目を迎えたスラッガー~(千葉ロッテマリーンズ)【インサイト的選手名鑑】

2020-04-24 17:00 「パ・リーグ インサイト」望月遼太

幕張寿司だけじゃない… Mレアード『高打率キープ』が頼もしい(C)パーソル パ・リーグTV

ブランドン・レアード/(内野手)

#54/1987年9月11日生まれ
185cm・98kg/右投右打


 2015年に北海道日本ハムへ入団。来日初年度は三塁守備では一定の評価を受けていたものの、前半全は打率1割台を推移し続ける深刻な打撃不振にあえいでいた。しかし、7月から9月までの3カ月で22本塁打63打点と、後半戦に入ってからは大爆発。最終的には143試合に出場して打率.231、34本塁打97打点という数字を残し、低打率に苦しんでいた時期も辛抱強く起用を続けてくれた栗山英樹監督の期待に応えてみせた。

 翌2016年は143試合で打率.263、39本塁打97打点とさらに成績を伸ばし、本塁打王のタイトルも獲得。チームが見せた奇跡の逆転優勝にも大きく貢献し、日本シリーズでは3本塁打、7打点の大活躍でMVPに輝いた。続く2017年も137試合で打率.229、32本塁打90打点と、本塁打の出にくい札幌ドームを本拠地としながら3年連続で30本塁打・90打点をクリア。陽気なキャラクターと頼もしい勝負強さも相まって、多くの道産子たちから愛される存在となっていた。

 2018年にも120試合で打率.233、26本塁打65打点と4年連続の30本塁打を射程圏内に捉えていたが、故障で残りのシーズンを棒に振ったことでかなわず。シーズンオフには惜しまれながら4年間過ごした北の大地を離れ、千葉ロッテに活躍の場を移した。新天地で迎えた2019年は開幕戦で決勝の逆転3ランを放つ派手なデビューを飾り、139試合で打率.248、32本塁打89打点と大活躍を見せた。北海道から幕張に“移転”した「スシボーイ」は、これから何度代名詞の“寿司ポーズ”を見せてくれるだろうか。

その数9本!! マリーンズ・3連戦のHRを2分で振り返る 2019/07/25(C)パーソル パ・リーグTV

レアード選手をもっとよく知るために。パ・リーグ インサイトの過去の記事

4連敗ストップの特大13号 日ハム大砲・レアードがドヤ顔を見せた理由
 試合後には3人の姪をお立ち台に“招待”するなど、心優しい一面を垣間見せたレアード選手。2018年12月には待望の第一子が誕生したこともあり、今季も家族思いの一面を見せてくれるだろうか。

千葉ロッテ入りのレアード、日本語で景気よく挨拶「寿司屋レアード、開店です!」
千葉ロッテ移籍レアードが北海道日本ハムファンに感謝「心の底から、みんな、ありがとう!」
 2つのメッセージは、それぞれレアード選手の明るさと真摯な人柄が詰まったものとなっている。北海道日本ハムファンに向けたメッセージのみならず、千葉ロッテ加入が決まった際のメッセージに対しても古巣のファンからの惜別と感謝のコメントが多く寄せられた。この暖かい反応は、北の大地で4年間にわたって主力としてチームに貢献し続けたレアード選手が、いかにファンから愛されていたのかを証明するものでもあるだろう。

千葉ロッテ加入レアードがプールへ歓喜のダイブ インスタで動画公開、理由は……
 メキシコ人の母親を持ち、2017年のWBCにはメキシコ代表として出場した経験を持つレアード選手だが、出身地はラムズの本拠地・ロサンゼルスがあるカリフォルニア州だ。残念ながらラムズはスーパーボウルで敗れてしまったが、レアード選手の“熱狂ぶり”はいちファンとしての入れ込みようや、彼の素顔の一端を感じさせるものだった。


文・望月遼太

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