数字で占うクライマックスシリーズ ファーストステージ初戦の展開

2016-10-08 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

今日からヤフオクドームでリーグ2位・福岡ソフトバンクと3位・千葉ロッテによる「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ(以下CSファーストステージ)が幕を開ける。ここで最大3戦を行い、先に2勝を手にしたチームが4年ぶりにリーグ優勝を果たした北海道日本ハムとの挑戦権を得ることができる。

ここでは今季の両チームの対戦成績や個人での対戦成績を振り返り、両チームにとって非常に重要な意味を持つ初戦はどのような試合展開となるのかを数字で占う。

【福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 今季の対戦成績】
・福岡ソフトバンク
25試合16勝8敗1分 124得点 85失点 打率.275 防御率3.10
・ヤフオクドーム 対千葉ロッテ戦
11試合 6勝4敗1分 打率.299 防御率4.63

・千葉ロッテ
25試合8勝16敗1分 85得点 124失点 打率.225 防御率4.51
・ヤフオクドーム 対福岡ソフトバンク戦
11試合 4勝6敗1分 打率.245 防御率5.81

今季の通算対戦成績は16勝8敗で福岡ソフトバンクが8つの勝ち越し。ヤフオクドームでの対戦成績は6勝4敗1分とこちらも福岡ソフトバンクの勝ち越し。防御率を見てみると、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンクが4点台後半。千葉ロッテが5点台後半と、決して良いとは言えず。点の取り合いになることが予想される。

【10月8日 両予告先発の今季の対戦成績】
・福岡ソフトバンク・千賀投手
対千葉ロッテ 7試合 4勝0敗 防御率2.36
対千葉ロッテ(ヤフオクドーム) 3試合 1勝0敗 防御率4.05

・千葉ロッテ・涌井投手
対福岡ソフトバンク 8試合 2勝2敗 防御率3.60
対福岡ソフトバンク(ヤフオクドーム)3試合 1勝0敗 防御率5.49

すでに発表されている初戦の予告先発投手の二人。千賀投手は今季の対千葉ロッテ戦で4勝0敗と大きく勝ち越しているが、ヤフオクドームに限るとやや苦戦している印象を受ける。対する涌井投手も、ヤフオクドームでは防御率5.49(シーズン全体は3.01)とこちらも苦戦。両投手の当日の出来が勝敗を大きく左右すると言えそうだ。

【対涌井投手のキーマン】
松田選手 25打数9安打4打点 打率.360
本多選手 18打数8安打2打点 打率.444
福田選手 14打数6安打1打点 打率.429

【対千賀投手のキーマン】
角中選手 21打数7安打0打点 打率.333
井上選手 7打数3安打1打点 打率.429

涌井投手、千賀投手を相手に好成績を残した打者は上記の通り。福岡ソフトバンクの打者に共通するのは「足」がある選手という点だろう。これらの選手が「足」でどれだけプレッシャーを掛けられるかが涌井投手の攻略のカギとなる。

一方の千葉ロッテの打者は、中軸を担うことが予想される2人が好成績を残す。角中選手が好機を生み、デスパイネ選手や井上選手に良い形でつなげられるかが千賀投手攻略のカギを握るだろう。

千葉ロッテはプレーオフ時代を含め、5回ともファーストステージを突破している勝負強さを持つ。福岡ソフトバンクにとってはヤフオクドームでの開催とは言え、油断は禁物だ。また、パ・リーグのこれまでのCSファーストステージでは初戦を制したチームが100%の確率でファイナルステージに進出しているというデータもある。まずは初戦となる今日の勝敗に注目が必要だ。