11連勝の救世主VS最多勝右腕。メットライフドームの開幕は好投手が激突

2020-06-19 08:00 「パ・リーグ インサイト」吉田貴
埼玉西武・ニール投手 (C)パーソル パ・リーグTV

埼玉西武・ニール投手 (C)パーソル パ・リーグTV

「待ち望んだ開幕がやってくる」。毎年のように聞かれるフレーズだが、今季ほど重みのある言葉となったシーズンはないだろう。6月19日、メットライフドームで埼玉西武と北海道日本ハムの2020年シーズン開幕戦が行われる。

【練習試合成績】
埼玉西武→8勝1敗1分 北海道日本ハム→6勝3敗3分

【昨季対戦成績】
埼玉西武→14勝11敗 北海道日本ハム→11勝14敗

 埼玉西武の開幕投手はニール投手だ。昨季はシーズン途中から驚異の11連勝を飾り、チームを2年連続のリーグ制覇に導く救世主となった。外国人投手の開幕投手は1995年の郭泰源投手以来の快挙だ。昨季100.1イニングで15四球の正確無比なコントロールで、自慢の強力打線にリズムを作る投球に期待したい。

 対する北海道日本ハムは昨季の最多勝右腕・有原航平投手が開幕のマウンドへ。意外にも、昨季の埼玉西武との対戦はわずか1回。とはいえ、その際には白星はつかなかったものの、8回11奪三振、無失点と文句なしに圧倒しているだけに、自身2度目の開幕戦で埼玉西武から勝利できるか。150キロの速球と、全ての球種をハイレベルに操る投球術に注目だ。

 埼玉西武打線では新外国人・スパンジェンバーグ選手に注目だ。オープン戦ではなかなか結果を出せなかったが、練習試合でその真価を発揮。3試合連続となる4本塁打を放つ大暴れを見せた。試合前には辻監督が渡米した秋山翔吾選手(レッズ)の座っていた1番打者としての起用を明言。強力打線の先陣を切ることができるか。

 対する北海道日本ハムでは若き大砲・野村佑希選手に期待したい。高卒2年目以内の野手が開幕戦出場となれば、2013年の大谷翔平選手(エンゼルス)以来となる。練習試合では5試合に出場し、3本塁打と文句なしの活躍を見せている。栗山監督の起用にも注目だ。

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