数字で占うクライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦の展開

2016-10-09 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

10月8日に幕を開けた「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ(以下CSファーストステージ)。初戦は千葉ロッテが初回に2本塁打で幸先良く2点を先制するも、福岡ソフトバンクがキャプテン・内川選手と今宮選手の活躍で逆転勝ちを収め、ファイナルステージ進出へ王手をかける形となった。

この1勝により現段階では福岡ソフトバンクがやや有利となったことは確実だが、すでに発表されている明日の両予告先発の成績や、今季の両チームの対戦成績などをもとに、両チームにとって非常に重要な2戦目はどのような試合展開となるのかを数字で占う。

【福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
・福岡ソフトバンク
25試合16勝8敗1分 124得点 85失点 打率.275 防御率3.10
・ヤフオクドーム 対千葉ロッテ戦
11試合 6勝4敗1分 打率.299 防御率4.63

・千葉ロッテ
25試合8勝16敗1分 85得点 124失点 打率.225 防御率4.51
・ヤフオクドーム 対福岡ソフトバンク戦
11試合 4勝6敗1分 打率.245 防御率5.81

今季の通算対戦成績は16勝8敗で福岡ソフトバンクが8つの勝ち越し。ヤフオクドームでの対戦成績は6勝4敗1分とこちらも福岡ソフトバンクの勝ち越し。この数字が示す通り、CSファーストステージの初戦は福岡ソフトバンクに軍配が上がった。

【10月9日 両予告先発の今季の対戦成績】
・福岡ソフトバンク・バンデンハーク投手
対千葉ロッテ 2試合 2勝0敗 防御率1.20
対千葉ロッテ(ヤフオクドーム) 1試合 1勝0敗 防御率1.13

・千葉ロッテ・石川投手
対福岡ソフトバンク 4試合 1勝3敗 防御率3.95
対福岡ソフトバンク(ヤフオクドーム)2試合 0勝2敗 防御率8.18
バンデンハーク投手は対戦が少ないためデータも限られるが、昨年も1勝0敗と来日後の2年間で千葉ロッテに3勝負け無し。全体的に失点も少なく、相性が良いと言えるだろう。対する石川投手は、昨年も福岡ソフトバンクを相手に0勝3敗(全てヤフオクドームでの登板)と苦手としており、この大一番でその点を払しょくできるかどうかがポイントとなる。

【対石川投手のキーマン】
本多選手 8打数3安打1打点 打率.375
柳田選手 13打数2安打2本塁打4打点 打率.154

【対バンデンハーク投手のキーマン】
デスパイネ選手 6打数2安打1本塁打1打点 打率.333

福岡ソフトバンクは本多選手が安打で出塁し、柳田選手が生還させられるかがポイントとなる。柳田選手は石川投手を相手に打率こそ低いものの、2本塁打、4打点。初回にいきなり2得点ともなれば、流れが一気に福岡ソフトバンクに傾く可能性も十分にあり得る。

千葉ロッテは今日の試合で2本塁打を放ったデスパイネ選手が勝利へのカギを握る。今季のバンデンハーク投手との対決では、こちらも対戦数が少ないながらもしっかりと1本塁打を放っており、状態の良い今なら同様の活躍があっても不思議ではないだろう。

初戦は惜しくも敗れた千葉ロッテ。クライマックスシリーズ制度導入以降、ファーストステージは必ず突破してきたが、そのいずれもが初戦を制していた。今回はこれまでのデータに当てはまらない状況となったが、それを覆すことができるか。

一方の福岡ソフトバンクはレギュラーシーズン上位の力を見せ付けて順当に初戦をものにした。パ・リーグはCS導入後のファーストステージ突破チームの全てが初戦を勝利していた。この傾向通り、そしてこの勢いをもって一気にファイナルステージ進出を決めることができるだろうか。