埼玉西武のファーム本拠地が「CAR3219フィールド」にリニューアル

2020-07-03 16:22 「パ・リーグ インサイト」編集部

 7月3日、埼玉西武ライオンズのファーム本拠地球場となる「CAR3219(カーミニーク)フィールド」が完成し、報道陣に公開された。

 メットライフドームエリア改修計画の一環として昨年10月より行われていた西武第二球場のリニューアル工事。この度「CAR3219フィールド」として、どのようなポイントが新しくなったのか。

西武球場前駅から一本道で入場ゲートへ

 

 西武球場前駅から道をまっすぐ歩いていくと、室内練習場横に新設された入場門が現れる。ここを抜けて階段を上がると、選手と交流できる「ふれあい広場」が登場。ここでは柵越しに選手がサインなどファンサービスに応じてくれるとのこと。なお、今シーズンは無観客試合のため、立ち入りできないので要注意。

フェンス越しに選手と交流できる「ふれあい広場」。なお、ファンサービスが行われるようになるのは来季以降の予定です

フェンス越しに選手と交流できる「ふれあい広場」。なお、ファンサービスが行われるようになるのは来季以降の予定です

バックネット席に、LEDディスプレイのスコアボードも!

 これまで観客席を設けていなかったが、バックネット裏に240席の客席を整備し、立ち見を含めてバックスタンドに300人を収容できるようになった。客席からグラウンドの距離は近く、球音や選手の声も聞こえてきそう。そして、これまで手動だったスコアボードがLEDディスプレイの大型ビジョンに変身。スコアはもちろんのこと、出場選手・審判や球速、球数が表示されるようになり、試合状況がわかりやすくなった。

旧選手寮はブルペンに

 旧選手寮があったレフト後方のエリアには、ブルペンを5レーン新設した。トレーニングセンター内にもブルペンがあるので、同じ時間に複数の投手がピッチングできるようになるというメリットも。高橋光成投手、今井達也投手など若手の成長が目覚ましいが、ブルペンの充実が投手王国の完成への道筋となりそう。また、同じく旧選手寮だった敷地にサブグラウンドも作られている。

こけら落としは7月15日だが、観客の入場は2021年シーズン以降の予定

 こけらおとしのゲームは7月15日の巨人戦。松井稼頭央監督率いる埼玉西武と阿部慎之助監督率いる巨人という、リニューアル初戦にふさわしい試合となるはず。ただし、2020年シーズンの「CAR3219フィールド」での試合は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全試合無観客での開催となっている。

 観客を入れての本格稼働は来シーズン以降で、チケットの発売有無も現時点では未定。ファンにとっては選手を間近で応援できる、一方選手にとっては常にファンが応援してくれていることを実感できる、そんな温かな球場となりそうな「CAR3219フィールド」。ファンでにぎわう来季を楽しみに待ちたい。

取材・文 菊地綾子

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