数字で占うクライマックスシリーズ ファイナルステージ2戦目の展開

2016-10-13 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

10月12日から始まった「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ。初戦は5回裏に打線が一挙6点を奪うと、援護を受けた大谷選手が7回1安打無失点の好投で応え、6対0で北海道日本ハムが快勝。アドバンテージを含めた勝敗を2勝0敗とした。

このように日本シリーズ進出へ北海道日本ハムが一歩前進する形となったが、すでに発表されている13日の両予告先発の成績や、今季の両チームの対戦成績などをもとに、2戦目がどのような試合展開となるのかを数字で占う。

【北海道日本ハム対福岡ソフトバンク 今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
・北海道日本ハム
25試合15勝9敗1分 103得点 76失点 打率.247 防御率2.80
・札幌ドーム 対福岡ソフトバンク
9試合 3勝5敗1分 打率.212 防御率3.28

・福岡ソフトバンク
25試合9勝15敗1分 76得点 103失点 打率.236 防御率3.88
・札幌ドーム 対北海道日本ハム戦
9試合 5勝3敗1分 打率.257 防御率3.05

今季のレギュラーシーズンの通算対戦成績は15勝9敗で北海道日本ハムが6つの勝ち越し。ヤフオクドームでの対戦成績は9勝2敗だが、札幌ドームだと3勝5敗と立場が逆転。今回は札幌ドームで行われるため、この数字で比較するとやや福岡ソフトバンクが有利だが、ファイナルステージの初戦は北海道日本ハムが地の利を生かす結果となり、6対0で快勝した。

【10月13日 両予告先発の今季の対戦成績】
・北海道日本ハム・増井投手
対福岡ソフトバンク 6試合 1勝2敗0セーブ 防御率7.94
対福岡ソフトバンク(札幌ドーム) 1試合 0勝0敗 防御率9.00

・福岡ソフトバンク・中田投手
対北海道日本ハム 2試合 0勝2敗 防御率5.00
対北海道日本ハム(札幌ドーム)今季登板なし


すでに発表されている2戦目の予告先発投手の二人。増井投手の数字は全て先発への配置転換前の成績であり、先発としては今季初対戦となる。転換後は今季6勝1敗、防御率も1.10と抜群の安定感を誇っただけに、福岡ソフトバンク打線をもってしても打ち崩すのに苦労するだろう。

一方の中田投手は今季の北海道日本ハム戦で0勝2敗、防御率5.00という成績で、札幌ドームでの今季の登板はなく、2014年以来2年ぶりとなる。また、これまでに白星を挙げたことのない舞台であり、この大一番でチームを救う好投を見せられるかが重要なポイントとなるだろう。

【対中田投手のキーマン】
大谷選手 3打数3安打1本塁打1打点 打率1.000

【対増井選手のキーマン】
内川選手 4打数2安打1本塁打2打点 打率.500

ともに対戦数が少ないが、キーマンとなり得るのはこの二人だろうか。どちらも少ない対戦の中でホームランを放っており、ワンプレーで流れが一気に傾く短期決戦においては、一発という結果は非常に大きい。先発登板の翌日に大谷選手が野手として出場するかは当日になってみないと分からないが、出場となった際には注目してみたい。

クライマックスシリーズが行われるようになった2007年からの9年間で、ファイナルステージの初戦を制したパ・リーグのチームは全て日本シリーズへの進出を果たしている。また9年間で8度、首位のチームが順当に勝ち上がっている。

この過去のデータからすれば、北海道日本ハムがかなり有利であると言える。しかし、3連覇を目指す福岡ソフトバンクとしてはこのまま黙っているわけにはいかないだろう。福岡ソフトバンクの逆襲が始まるか、北海道日本ハムが勢いで駆け抜けるか。13日の試合の行方にも注目だ。