埼玉西武が「先発全員打点」で今季最多の13得点! 連敗は「7」でストップ

2020-08-14 21:54 「パ・リーグ インサイト」編集部

8/14 L-E 5回裏終了後ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV

 8月14日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天イーグルスの第9回戦は、13対8で埼玉西武が勝利。埼玉西武・ニール投手、楽天・則本昂大投手が投げ合った一戦は、「先発全員打点」の猛攻で今季最多の13得点を挙げた埼玉西武に軍配が上がった。

 試合は初回から動く。1回表、1死から鈴木大地選手が左前打で出塁すると、3番・茂木 栄五郎選手が右翼席に4号2ランを放つ。茂木選手自身も「最高の結果」とニッコリ笑う会心の一打で、楽天が本カード4試合連続の先制に成功した。

 対する埼玉西武はその裏、1番・高木渉選手、2番・源田壮亮選手の連打で好機を得ると、敵失策と内野ゴロの間に同点とする。その後5番・栗山巧選手が適時二塁打を放ち、3対2と勝ち越しに成功。好投手が先発した試合は、序盤から点の取り合いとなった。

 続く2回表も楽天打線が火を吹く。2死から死球と安打で好機を演出すると、打席には前の打席に先制2ランを放った茂木選手。高めに浮いた変化球を強振すると、打席はバックスクリーンに飛び込む5号3ランに。「甘いボールを一発で仕留めようと思っていた」との言葉通りの一打で楽天が逆転し、試合の主導権を握ったかに思えた。

 しかしこの試合は一筋縄ではいかない。埼玉西武は2回裏、高木渉選手の適時二塁打ですぐさま1点を返すと、外崎修汰選手も「渉(高木選手)が良いかたちでつないでくれたので」と意地の適時打を放って同点に。2回終了時点で5対5と、試合は乱打戦の様相を呈する。

 その後も両軍のバットから快音が響く。3回表の攻撃ではロメロ選手が15号ソロをたたき込むと、その裏メヒア選手が5号ソロを放って同点に。4回からは埼玉西武、楽天ともに投手を交代するが、4回表に茂木選手に中前適時打が飛び出すなど、試合は落ち着く気配を見せない。

 そんなシーソーゲームに蹴りをつけたのは埼玉西武だった。5回裏、スパンジェンバーグ選手、金子侑司選手の連続適時打で勝ち越すと、「とにかくランナーを返すことだけ考えた」と集中する高木渉選手がこの日3本目の安打を放って9対7と突き放す。すると源田選手も右前適時打で続き、一挙5連打で7月17日以来約1カ月ぶりの2桁得点を挙げた。

 攻勢を緩めない埼玉西武は、外崎修汰選手にも2点適時三塁打が飛び出し、この回計6得点で試合を決めた。6回表からは4投手が1失点リレーでつなぎ、13対8で試合終了。両軍計29安打21得点の乱打戦を制し、連敗を「7」で止めた。

  123456789 計
楽 231101000 8
西 32106001X 13

楽 則本昂大-●津留崎大成-久保裕也-安樂智大-池田駿
西 ニール-○今井達也-森脇亮介-平良海馬-リード・ギャレット-増田達至

文・望月優樹

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