5勝目挙げても反省ばかり… 鷹・石川が語った悔しかったこととは?

2020-08-17 07:30 「Full-Count」藤浦一都
16日のオリックス戦で5勝目を挙げた福岡ソフトバンク・石川柊太※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

16日のオリックス戦で5勝目を挙げた福岡ソフトバンク・石川柊太※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

「やっぱり7回まで投げたかった」と語った石川

■福岡ソフトバンク 6-2 オリックス(16日・PayPayドーム)

 福岡ソフトバンクは16日、本拠地PayPayドームでオリックスと対戦し、6-2で快勝した。先発の石川柊太投手はオリックスを6回途中まで投げて無失点の好投。7つの四死球を与えながらも、粘りに投球を見せて5勝目を挙げたが、試合後には反省ばかりを口にした。

 プレーボールがかかった途端、先頭の福田を3球三振に斬った石川だったが、続く小田に死球、宗には四球と荒れた立ち上がりとなった。それでも石川は「初回はいい感じでした」といい「初回が良かっただけに、その後から少し感覚のズレがあって四球が多くなった」という。

 7つの四死球に加えて降板前には球速も落ちたが、「まあ、そこは『うまくいってないんだろうな』と客観的に見てもらえればいいです」と、自らのコンディションについては多くを語らなかった。工藤公康監督は「(登板が)久しぶりだったので、自分のイメージ通りにいかなかったのでは」と分析したが、石川は「『久しぶり』は言い訳にしたくない」と強がった。

 石川が一番悔やんだのが、2死を取りながら四球、安打、四球で満塁のピンチを作り、イニング途中での降板を招いた6回の投球だ。「あそこをピシャっといければ7回もいけたと思う。四球は(多かったが)結果的には点になっていないので、それよりもイニングが心残り。やっぱり7回まで投げたかったです」と悔やんだ。

 チームトップの5勝目を挙げたが、素直に喜べない。「まだ物足りない。大事なのはこれを積み重ねていくこと」と語り、コンディションを整えるための登録抹消にも理解を示したうえで「そこが歯がゆいところ。何が一番大事かを見定めて、考えながらやっていきたい」とした。

 前日には、大学の先輩である東京ヤクルトの小川がノーヒットノーランを達成。この日の登板に備えていたため、ナイターの結果は大学OBのプロ野球関係者で作っているグループLINEで知ったといい「凄いですよね。大学の時から凄い人でしたけど」と石川。「もう遅い時間だったので(祝福の)返信はしてないんですけど、『僕もノーノーを目指したけど無理でした』と打っておきます」と笑った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)