開幕戦、開幕投手の第1球は○○に●●が決まる?

2016-03-13 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

3月25日に迫ってきたプロ野球開幕。オープン戦もこれから中盤を迎えるが、キャンプ中からすでに、いくつかのチームでは栄えある開幕投手が監督から明言されている。

開幕投手が投じる第1球目は、球場、テレビ、ラジオなどで試合をチェックしているファンが固唾をのんで注目する。「一年の中で最も注目されるボールの一つ」と言ってもよいだろう。

その1球目に、どんな傾向があるのだろうか?パ・リーグTVが開始となった2012年以降の開幕戦・1回表、投手が第1球として投げるシーンを振り返ると、基本、捕手がミットを構えるのは外角低め、そして投手が投じるのはストレートが大半を占める形となった。ただし、必ずしもキレイに見逃しストライクとなるわけではなく、ボールとなるケースも毎年発生している。

「外角低めのストレート」が主流の中、存在感を示したのは2投手。2012年の北海道日本ハム・斎藤佑投手と、2013年の千葉ロッテ・成瀬投手(現東京ヤクルト)だ。

斎藤佑投手は唯一、捕手が内角低めに構えていた(結果はボールが高めに浮いたがストライク判定)。成瀬投手は捕手の構える位置は「外角低め」だったが、投じたのは変化球のスライダー。内角を突く投球と、変化球。それぞれの持ち味を生かした形となった。

なお打者目線に立つと、「1球目」を見送る傾向が多いのかと思いきや、空振り、あるいはファウルなどのアクションを起こしている打者もいる。ただしボールに触れたのは、2014年の千葉ロッテ・清田選手がファウルとしたのみとなっており、それ以外はスイングをしても空振りとなっている。つまり、前に打球は飛んでいない。

ちなみに過去、開幕戦の1回表、その初球を本塁打としたケースは、プロ野球史上過去2度あったのみ。セ・リーグでは巨人・高橋由選手(現巨人監督)が2007年に記録し、パ・リーグでは衆樹選手(当時・阪急)が南海・スタンカ投手から放った1962年までさかのぼる。打者としてもスイングするのに勇気がいるシーンだけに、本塁打になるというのは非常にまれなケースと言えるだろう。

今年の開幕ではどの投手がどの球を投げ、打者はどうリアクションするのか?3月25日、それぞれの試合に注目してみたい。