数字で占う「SMBC日本シリーズ2016」第4戦の展開

2016-10-25 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

パ・リーグの覇者・北海道日本ハムと、セ・リーグ覇者・広島による頂上決戦「SMBC日本シリーズ2016」。広島の本拠地・マツダスタジアムで行われた2戦はいずれも広島が白星を手にし、札幌ドームでの第3戦は最後の最後に大谷選手が殊勲打を放ってサヨナラ勝利。これで勝敗は北海道日本ハムが1勝、広島が2勝という状況となった。

北海道日本ハムが勝てば五分となり、広島が勝てば日本一へ王手となる第4戦の先発は、北海道日本ハムが自身初の2桁勝利を挙げた3年目の高梨投手。対する広島の先発は、シーズン終盤に安定した投球を披露し、ルーキーながらチームの優勝に貢献した岡田投手の対決と発表された。

ここでは、両投手をはじめとする過去の様々な結果などをもとに、日本シリーズの第4戦がどのような展開となるのかを数字で占う。

【北海道日本ハムの対広島戦 過去の対戦成績(交流戦)】
2005年 5勝1敗 打率.227 防御率2.72
2006年 2勝4敗 打率.272 防御率3.71
2007年 4勝0敗 打率.281 防御率2.00
2008年 2勝2敗 打率.277 防御率3.34
2009年 2勝2敗 打率.286 防御率3.09
2010年 1勝2敗1分 打率.259 防御率2.33
2011年 3勝1敗 打率.260 防御率0.73
2012年 2勝2敗 打率.219 防御率4.37
2013年 4勝0敗 打率.269 防御率2.00
2014年 2勝2敗 打率.286 防御率5.23
2015年 3勝0敗 打率.255 防御率2.00
2016年 1勝2敗 打率.247 防御率2.00

2005年から始まった交流戦(過去12年)で北海道日本ハムは広島を相手に31勝18敗1分。勝率.633、貯金13と大きく勝ち越している。直近の4年だけを見ても10勝4敗と、こちらも大きく勝ち越し。

過去の対戦成績では北海道日本ハムに分があるが、マツダスタジアムでの2戦は広島が地の利を生かして連勝。札幌ドームでの第3戦は北海道日本ハムが本拠地の大歓声を力に変えて意地の白星を挙げた。北海道日本ハムのサヨナラ勝ちによる勢いは感じるが、まだ広島がやや有利という状況は変わらないだろう。

【10月26日 両予告先発の今季の成績】
・北海道日本ハム・高梨投手
今季成績:10勝2敗 防御率2.38
※今季の対広島戦:1勝0敗 防御率1.80(5回2失点、自責点1)

・広島・岡田投手
今季成績:4勝3敗 防御率3.02
※北海道日本ハムとは対戦経験なし。対パ・リーグは20回3失点、防御率1.35

有原投手に白星はつかなかったものの、7回2失点と力投し、宮西投手とバース投手が無失点で勝利を呼び込んだ第3戦。サヨナラ勝利という最高の形でバトンを受け取る高梨投手は、伸びのある直球を武器に、自身初の2桁勝利を挙げる活躍を見せた。

福岡ソフトバンクとのクライマックスシリーズ ファイナルステージでは4回4失点で敗戦。しかし、シーズン通して安定した投球を見せていただけに、12球団ナンバーワンの強力打線を相手にする26日の登板でもきっちり試合を作ってくれるはずだ。

【北海道日本ハム打線のキーマン】
大谷選手 8打数5安打1打点 打率.625
中田選手 11打数3安打3打点 打率.273

26日の試合のキーマンとしてはクリーンアップの二人を挙げたい。広島での2戦は幾度も好機を生み出しながら決定打を欠いて敗戦。しかし、札幌ドームでの第3戦はこれまでのうっぷんを晴らすかのように中軸が打つべきときに打って白星を手にすることができた。26日の試合でも大谷選手、中田選手の活躍に期待したい。

大谷選手はヒーローインタビューで「明日、明後日も勝利し、3勝2敗で広島に行きたい」と力強く締めくくった。この言葉通り、本拠地で一気に3連勝することができれば日本一が見えてくる。まずは26日の試合をきっちり制し、2勝2敗の五分で第5戦を迎えたい。