10年目にして初の試みで“異例の男女比”。応募が殺到したテーマとは?

2018-04-20 16:30 「パ・リーグ インサイト」森亜紀子

日本のビジネスの中心である東京・丸の内周辺をキャンパスに、出勤前の平日朝7時台から開講している市民大学「丸の内朝大学」で「プロ野球の魅力再発見」をテーマにしたクラスが開講。同大学で野球をテーマにした講義は初めての試みで、4月11日に初回授業が開かれた。講師には、パシフィックリーグマーケティング株式会社の代表取締役である根岸友喜氏が登壇した。

受講者の平均年齢は39.1歳で、男女比はほぼ半々。丸の内朝大学では比較的女性の割合が高いため、ほぼ半々というのは珍しいという。授業の序盤、根岸氏が受講生に問いかけると、約30人の受講者のうち、約9割が今シーズンすでに球場に足を運んでおり、半分は特定の球団のファンクラブにも加入しているということが分かった。根岸氏は「プロ野球を深く応援しつつも、日頃自らのビジネスでご活躍されている生徒の皆さまに、プロ野球をテーマに色々な議論をしていただくことは、我々にとって大きな意味を持つと考えている」と述べた。

それ以外では、観客動員数が年々伸びている中で、野球に興味関心がある層は年々減少しているという点について発言。これはパ・リーグで見た場合、新たなファンが増えている要因がありながらも、どちらかと言うと1人あたりの球場へ足を運ぶ回数が増えているという点。さらに、来場者は年々女性の割合が伸び、全体の男女比は約6:4の割合になっていることなど、現在のプロ野球を取り巻く環境について、データを用いながら受講者に説明した。

約30人の参加者は、球場や公園でのフィールドワークを含む全8回の受講を予定している。そこで「プロ野球にどのように興味関心を持ってもらうか」、「野球をさらに楽しんでもらうためには」という点を強く意識しながら企画プロデュースを行っていく。また互いの企画について議論し、プロ野球の今後につなげていくことをゴールとしている。