5球団競合選手も!「eドラフト会議 supported by リポビタンD」で2020シーズンのプロプレイヤーが決定!

2020-10-30 10:00 「パ・リーグ インサイト」編集部
©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

 12月5日に開幕を迎える「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン。3年目となる2020年シーズンに先駆け、10月17日に「eドラフト会議 supported by リポビタンD」(以下、「eドラフト会議」)が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、12球団の担当者が控える各拠点とeドラフト候補者47名をオンラインでつないで開催された「eドラフト会議」の様子をご紹介する。

 今年はオンライン開催ということで、会場には“リアル”プロ野球のドラフト会議でお馴染みの関野浩之アナウンサーのみが登壇。各球団の代表者の代わりに、12球団のユニフォームが並べられた。指名を待つ候補者はオンライン予選、オンライン最終選考会を通過した40名に加え、昨シーズン日本一・リーグ優勝球団の特別枠の6名、「GEMSTONE eドラフト会議 最後のひと枠争奪戦」の最上位者の計47名。それぞれ緊張した面持ちで指名を待つ。

 別室では番組進行の清水久嗣アナウンサー、真中満eBASEBALL プロリーグ応援監督、タレントの坪井ミサトさん、ゲーム解説の田中一朗さんが見守る。各球団はOBやマスコットも参加し、福岡ソフトバンクホークスは球場でも活躍しているロボットのPepperが同席。普段とはまた異なった雰囲気のなかで指名が始まった。

©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

1巡目と2巡目の権利を持つ埼玉西武ライオンズが指名した選手は?

 各球団は4名の選手を指名するが、2019年シーズンから2名の選手と継続契約が可能。今季は埼玉西武ライオンズを除く11球団が2名の選手と継続契約を交わしたため、ライオンズのみ1巡目と2巡目の指名権を持つ。初代日本一から一転、昨シーズンは最下位に沈んだチームの再生を狙うライオンズが、まず1巡目と2巡目の指名を行った。

 1巡目は昨年千葉ロッテマリーンズで優勝に貢献した町田和隆選手。優勝チームから同リーグの最下位チームへの移籍となった。さらに2巡目には東京ヤクルトスワローズで同じく優勝を経験した加藤誉士典選手が指名され、ライオンズが優勝を知る2選手の指名に成功した。

 町田選手は「全体の1位で指名されてとても光栄に思っています。ライオンズは2018年の日本一チームでしたが、昨シーズンは残念ながら最下位になってしまったので、今年は自分の力で王者・ライオンズを日本一にできたらいいなと思います。必ずパ・リーグで優勝して、日本一になって王座を奪回したいと思います」とコメント。新しいチームで2020年シーズンを迎える。

 球団は「チームスタイルにあった選手を選んだつもりです。昨年優勝を経験されているお2人ですので、チームの軸になってもらうことを期待しています」と指名の理由を明かした。また昨シーズン限りで引退し、ライオンズのアドバイザーに就任した緒方寛海さんは「アドバイザーという形で関わらせて頂いているのですが、優勝を逃してしまったので、今回選ばれた2人に頑張って優勝に導いていただければと思います」と2選手に期待を寄せた。

©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

©︎Nippon Professional Baseball/©︎Konami Digital Entertainment

5球団が競合! 元中日ドラゴンズ代表選手・脇直希を獲得したのは……

 12球団が指名する3巡目は、元中日ドラゴンズの脇直希選手に埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズの5球団が競合。さらに読売ジャイアンツの球団職員としても知られる坂東秀憲選手がジャイアンツと横浜DeNAベイスターズの重複指名を受けた。昨季リーグ優勝の千葉ロッテマリーンズと東京ヤクルトスワローズは元マリーンズの柳虎士郎選手を指名した。

 ドラフト会議のくじといえば封筒の入った箱だが、今回はオンライン。数字が割り当てられた封筒の番号を選ぶ方式が取られていた。5球団競合の脇選手は球団マスコットのトラッキーが直々に番号を選んだタイガースが指名権を獲得。トラッキーも立ち上がって大喜びした。

 5球団指名直後から喜びの表情を見せていた脇選手。「3巡目でどこかの球団から指名があればうれしいと思っていたのですが、5球団が競合するような評価を球団からして頂けたのはとてもうれしかったです。そのなかでご縁があってタイガースに決まったので、日本一を目指して、開幕戦に向けて全力で準備し、魂を込めてシーズン開幕を迎えられるように頑張りたいと思います」とコメントを残した。

 思わぬ競合にファンもざわついた坂東選手はジャイアンツに。ジャイアンツの担当者は「前回大会もデータ面、チームの下支えとして非常に大きな役目を果たしてもらったので、今年のシーズンも一層パワーアップして、リーグ優勝、日本一に貢献して欲しいと思っております」と安堵とともに獲得を喜んだ。

 柳選手は今シーズンもマリーンズが指名に成功。「まさかスワローズさんが指名してくると思っていなかったのですが、当てられて良かったです。またマリーンズでご活躍を期待しております。12球団一熱い球団だと思っていますので、ぜひ熱いプレーでファンのみなさんを楽しませていただければと思います」とメッセージを送った。

 3選手が競合した一方で単独指名に成功した球団も。北海道日本ハムファイターズは甲子園出場、大学日本一の経験を持つ佐藤優太選手を指名。東北楽天ゴールデンイーグルスはオンライン予選1位の実力者・荒木颯太選手を指名し、ドラゴンズは昨年のメンバーである岡久将吾選手を指名した。続く2回目の指名はバファローズが元スワローズ・藤本洋介選手をスワローズとの競合の末に獲得。その後は重複もなく、3巡目が確定した。

巨人は昨年と同メンバーに。12球団指名選手一覧

 4巡目の指名は昨シーズンのeペナントレースの成績の逆順からのウェーバー方式で実施し、48名のプロプレイヤーが決定。昨シーズン日本一に輝いたジャイアンツは4巡目に高川健選手を指名し、昨年と同メンバーで今シーズンへ。一方で新たにプロとなった選手も多く、彼らの活躍にも期待だ。指名された選手は以下の通り。

「eBASEBALL プロリーグ」は12月5日(土)にセ・リーグが、6日(日)にパ・リーグが開幕戦を迎える。シーズン期間は2カ月と例年よりも短く、難しいシーズンではあるが、今シーズンも“リアル”プロ野球に負けない、熱い戦いに期待したい。

文・丹羽海凪

関連リンク