昨季は福岡ソフトバンクの圧勝…… パ・リーグ代表チームVS原巨人の日本シリーズを振り返る

2020-11-19 11:00 「パ・リーグ インサイト」編集部
2012年 1点を争う最終戦で中田翔が一発放つも原巨人が競り勝つ

 東京ドームで開幕したこの年。北海道日本ハムは2試合を終えてわずか1得点と苦しい滑り出しになったが、札幌ドームへ戻った第3戦は12安打7得点と打線が息を吹き返す。再び息詰まる投手戦となった第4戦は両チーム無得点のまま延長戦へ。12回表に宮西尚生投手が3三振を奪ってみせると、その裏に飯山裕志選手がサヨナラタイムリーを放って劇勝した。地の利を活かし3連勝したい北海道日本ハムだったが15安打10得点を喫し、巨人に王手をかけられる。そして第6戦、中田翔選手に同点ホームランが出るも、最後は巨人が1点差を逃げ切り、3年ぶりの日本一になった。

2013年 楽天イーグルスが球団史上初の日本一…… 胴上げ投手は田中将大

 東北で日本シリーズ初開催となった2013年。開幕戦は巨人が競り勝ったが、第2戦はシーズン24勝無敗の田中将大投手が12奪三振1失点の完投。楽天イーグルスが記念すべき日本シリーズ1勝目を挙げた。勝利チームが日本一となる第7戦は、楽天が6試合連続で先制に成功すると、美馬学投手-則本昂大投手-田中将大投手の3本柱によるリレーで巨人打線を完封。球団史に残る初栄冠を仙台のファンの前で成し遂げた。

2019年 福岡ソフトバンクが4戦全勝で3年連続の日本一

 令和最初の日本シリーズは、6年ぶりの日本シリーズ出場になった巨人を「短期決戦の鬼」工藤公康監督の率いる福岡ソフトバンクが4連勝スイープ、3年連続10度目の日本一に輝いた。MVPは3本塁打を放ったグラシアル選手。周東佑京選手の代走起用に応える活躍も印象的だった。また、投手陣の力投と甲斐拓也選手のリードが冴え、坂本勇人選手と丸佳浩選手といった巨人の強打者に仕事をさせず。投打で差を見せつけ、福岡ソフトバンクのチーム力を全国に轟かせた。

今シーズンは11月21日に京セラドーム大阪で開幕

 今シーズンの日本シリーズは日程が例年より遅いことが影響し、巨人の本拠地・東京ドームが利用できず、京セラドーム大阪が試合会場となるなど、シーズン最終盤まで異例が続く。ポストシーズン12連勝中の福岡ソフトバンクが今年はどのような暴れっぷりを見せてくれるのかを楽しみにしつつ、昨年の4タテのリベンジを狙う巨人・原監督の采配にも注目だ。


参考文献
埼玉西武ライオンズ球団公式サイト ヒストリー
https://www.seibulions.jp/expansion/history/index.html

文・菊地綾子

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