パーソル CS パ初戦は千賀滉大と美馬学の投げ合い。打線を率いる韋駄天に注目

2020-11-13 21:03 「パ・リーグ インサイト」編集部

《THE FEATURE PLAYER》H千賀滉大 8回無失点で今季11勝目『タイトル獲得へ大きく前進』(C)パーソル パ・リーグTV

 11月14日の13時から、PayPayドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテの「パーソル CS パ」第1回戦が行われる。例年とは異なり4試合制で3勝先取したチームが日本シリーズへの切符をつかむ今年の「パーソル CS パ」。アドバンテージの1勝を持つ福岡ソフトバンクは、初戦を取ると早くも突破に王手をかけることとなる。対する2位・千葉ロッテには大きなプレッシャーがかかるシリーズ初戦、両チームの見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→11勝12敗1分
千葉ロッテ→12勝11敗1分

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 18試合11勝6敗 121回 149奪三振、防御率2.16
【千葉ロッテ】美馬学投手 19試合10勝4敗 123回 88奪三振、防御率3.95

 福岡ソフトバンクは千賀滉大投手が先発。最優秀防御率をはじめ3つのタイトルを獲得したエースが満を持して初戦のマウンドに上がる。今季は千葉ロッテ戦で3試合に登板した右腕だが、10月以降の2戦はともに8回無失点と圧巻の内容で白星を挙げた。初戦からチームを勢いづける投球に期待がかかる。

 打線からは周東佑京選手に注目したい。自身初となる盗塁王のタイトルを獲得した今季は、中盤戦から打撃での活躍も目立ちレギュラーに定着。9月、10月と3割を超える打率を記録し、3季ぶりの優勝を果たしたチームをけん引した。相手先発・美馬学投手に対しても17打数6安打と相性の良さを見せた周東選手。7試合の出場で打席のなかった昨年とは違う立場で迎えるパーソル CS パでも、切り込み隊長として存在感を発揮できるか。

 対する千葉ロッテの先発は美馬学投手。今季は19試合中7試合で福岡ソフトバンクと対戦し、5勝1敗と優勝争いの中で奮闘した。PayPayドームでの登板はいずれも5回以上を投げ切って試合を作っているだけに、ここも好投から試合の流れを引き寄せたい。

 打線の注目は荻野貴司選手。千賀滉大投手との対戦では2試合で5打数3安打と好成績を残しており、1番打者での起用が見込まれるこの試合も、リードオフマンとしての活躍に期待がかかる。今季は故障、そして感染症の影響で2度の登録抹消と苦しいシーズンとなった荻野選手。負けられない一戦でホームへと駆け抜ける雄姿を見せてほしいところだ。

文・成田康史

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