オリックスの救世主となるか。今季の活躍が期待される新加入・金田投手の決意

2017-01-05 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

12月26日、オリックスはFA権を行使して阪神に移籍した糸井選手の人的補償として、金田和之投手の獲得を発表。26日、ほっともっとフィールド神戸にて金田投手の入団記者会見が行われた。26歳の右腕は「新天地のバファローズにお世話になるということで、来シーズンはしっかり期待に応える事ができるように、頑張っていきたいという気持ちです」と語った。

金田投手は2012年のドラフトで5位指名を受け、阪神に入団。同じ年に1位指名を受けた藤浪投手や、福岡ソフトバンクの東浜投手と同期入団のプロ5年目だ。2014年に40試合に登板し、先発ローテーション入りも果たし中継ぎも経験。最終的には5勝1敗、防御率3.61と将来に期待が持てる成績を残した。昨季は中継ぎで6試合に登板、防御率6.00。9月30日の巨人戦では1点ビハインドの9回表に登板すると、1死2塁のピンチを凌ぎ、勝利投手にもなった。

オリックスの長村球団本部長は、「来シーズンより一軍即戦力として投手陣の厚みを加えて頂ける投手と判断し、獲得させて頂きました。年齢もまだまだ若く、来シーズンチームが常勝するにあたって貴重な戦力となると信じており、期待もしております」と、獲得に至った金田投手の潜在能力を高く評価する。

「真っ直ぐのスピードが速いというのが特徴なのでどんどんストレートで押すピッチングをアピールできればと思っています」と本人が語るように、金田投手の持ち味は150キロ前後のストレート。阪神では中継ぎとして起用されることが多かったが、持ち味のストレートを存分に発揮し、新天地で先発としてブレイクする可能性も十分ある。

昨季リーグ優勝を果たした北海道日本ハム、広島を見ても明らかなように、投手陣の層が厚いことは長いシーズンを戦い抜く上で重要な条件となる。オリックスは今季、エースの金子千尋投手を含む投手陣が思うような成績が残せず、チームも低迷する結果となってしまった。金田投手の加入によって投手陣の厚みが増し、今季のオリックスの巻き返しのきっかけとなることを期待したい。