最下位からの巻き返しなるか。首位打者・岡島らに期待

2016-05-18 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

ダメージの大きい敗戦となった。楽天が18日の試合でオリックスに大敗。QVCマリンで埼玉西武が千葉ロッテを下したことで、5月10日以来、再び最下位へ転落。今季3度目の4連敗を喫した盛岡での一戦。絶対エース・則本投手の大乱調が響いた。

修正できずに、打たれまくった。2回1死、T‐岡田選手に右中間へソロ本塁打を浴びると、2死から4連打でこの回3失点。さらに3、4回も立ち直れず、あっさりと相手に先発全員安打を許すなど計14安打10失点。奪った三振はわずかに2と、本来の姿は影を潜めた。「今日は何も言うことはありません。それだけです」。降板後は、厳しい表情で言葉を絞り出した。試合後の梨田監督も「初めて見た」と残念がった投球。エースでも、悪い流れを止められなかった。

さらに精神的支柱にもアクシデント。初回2死、糸井選手のファウルチップが捕手・嶋選手のミットを直撃。ミットの上からではあるが苦悶の表情を浮かべ、ベンチへ下がった。そのまま川本選手に交代。ここまで主将としてチームを引っ張ってきた男。今後に影響するケガとなれば、チームにとっても痛手となる。

14日、15日とQVCマリンで連敗。どちらも打線がリードした展開で、救援陣が打たれサヨナラ負けという厳しい内容だった。ホームで流れを断ち切りたかったが、今度は打ちまくっていた打線が沈黙。ため息の試合が続いている。

逆風が吹き荒れる現状だが、この日も3安打を放ち、リーグ打率トップを快走する岡島選手や、1軍昇格が近いとされる新外国人のアマダー選手。強烈なインパクトを残せる選手に、現状打破を期待したいところ。そして危機的状況であるがゆえに、控え選手にとっては、定位置奪取のチャンスでもある。残りはまだ100試合以上。下を向かず、今後を戦い抜きたい。