パ・リーグ8月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手発表

2017-09-07 00:00 「パ・リーグ インサイト」編集部

9月7日、NPB公式サイトより2017年8月度の「日本生命月間MVP賞」受賞選手が発表された。セ・リーグの受賞選手は巨人のマイコラス投手と横浜DeNAの筒香選手。パ・リーグの受賞者は、福岡ソフトバンクのサファテ投手と、埼玉西武の山川選手である。受賞選手の詳細は以下の通り。

【投手】
福岡ソフトバンク・サファテ投手(自身2度目)
8月成績:13試合1勝1敗11セーブ 12回1/3 20奪三振 防御率1.46

言わずと知れた福岡ソフトバンクの絶対的守護神。7月5日のオリックス戦では、史上6人目となる通算200セーブの偉業を達成し、8月31日の北海道日本ハム戦では、自身の持つリーグ記録を上回る44セーブをマーク。そして9月6日のオリックス戦では、ついに前人未到のシーズン47セーブを記録し、日本球界に新たな歴史を刻んだ。

2011年から広島に在籍し、2013年から埼玉西武へ。2014年から福岡ソフトバンクの一員となり守護神の座に就くと、史上3人目となる12球団からのセーブ達成、史上初となる両リーグ30セーブ達成、2年連続での最多セーブのタイトル獲得など、枚挙に暇がないほどの大記録を打ち立ててきた。

今季ここまでの成績は、58試合に登板して58回を投げ、2勝2敗、3ホールド47セーブ、92奪三振、防御率0.93という圧巻の数字。8月9日からは13試合連続無失点を継続しており、日本球界7年目の36歳にして、その投球はますます凄みを増している。


【野手】
埼玉西武・山川選手(初)
8月成績:27試合92打数30安打28打点9本塁打 打率.326

チームメイトの外崎選手、多和田投手と同じ富士大学出身で、2013年にドラフト2位指名を受けて埼玉西武に入団した山川選手。「おかわり2世」とあだ名され、中村選手の後継者として大きな期待をかけられながら、ルーキーイヤーと2年目は主にファームを主戦場としていた。しかし昨季、シーズン完走はならなかったものの、自身初の2桁本塁打を放ち、チームの強力打線の中で存在感を示した。

さらなる活躍が期待された今季、シーズン序盤はなかなか調子が上がらず。5月1日に登録抹消となったが、ファームでは打率.323、10本塁打と圧倒的な成績を残して、7月8日に再び一軍の舞台に舞い戻ると、自慢の長打率を発揮。ついにレギュラー定着を果たした。

7月21日から8月4日にかけて、チームは球団記録に迫る13連勝を果たしたが、その間実に4度、お立ち台に立つ活躍を見せる。8月2日の楽天戦では、3打席連続本塁打をかっ飛ばし、4打席連続打点。連勝がストップした8月5日には、2点を追う9回裏、1死満塁の場面で福岡ソフトバンクの守護神・サファテ投手から、三遊間を破る同点適時打を放つ。結果的に延長戦でチームは敗れたものの、驚異の粘りで「炎獅子」の強さを見せ付けた。

8月だけで、キャリアハイだった昨季の半分以上となる9本のアーチを描き、月間の打率はリーグ6位の.326をマーク。長打率は.696を記録した。守備でもガッツあふれるプレーを見せ、チームを盛り立てている山川選手。楽天との直接対決を制し、ついにリーグ2位まで浮上したチームの勢いはまだまだ衰えない。その豪快な打棒と明るいキャラクターで、残り少ないシーズンを鮮烈に駆け抜けていってほしいものだ。

月間MVP初受賞となった山川選手は、記者会見で「すごくうれしい。打たないと生き残れない、打たないと翌日のスタメンがないということを意識し、1球たりとも無駄にすることなく相手ピッチャーとしっかり勝負できたことが一番の要因」とコメントした。

なお、今季は十亀投手が6月度、秋山選手が7月度の月間MVPを受賞したため、埼玉西武の選手が3カ月連続で同賞を獲得。埼玉西武の受賞回数はリーグ単独トップの通算73度目となった。同様に6月の柳田選手、7月の東浜投手に次ぎ、8月はサファテ投手が獲得したことで福岡ソフトバンクも3カ月連続での受賞となった。