パ新人王・田中和基選手があのレジェンドから受けた刺激 目前で放った一発に秘めた思い

2018-11-29 11:00 「パ・リーグ インサイト」馬塲呉葉
「プロでの目標」を2年目にして実現

-ベストプレー第1位は?

(田中選手)「8月1日のオリックス戦の左右両打席ホームラン」です。3回に、アルバース投手から右打席で、8回に近藤大亮投手から左打席で、どちらも初球から、同点弾を打ちました。楽天はアルバース投手をめちゃめちゃ苦手にしていたので(対戦成績は4試合1勝0敗、防御率1.04)、なかなか点は取れないだろうという中で、初球ちょっと甘く入ったツーシームかシュートを思いっきり振り抜けました。

(田中選手)早い段階でホームランを打てたので、「右ピッチャーが来たらホームラン打ちたいな」と、いつもは思わない欲が出てきました。そんな中で、代わった近藤投手の初球を狙ってホームランを打てて、本当に良かったなと思っています。

2018/08/01vsオリックス戦で「1試合左右両打席本塁打」!

2018/08/01vsオリックス戦で「1試合左右両打席本塁打」!

-昨年の新入団会見でも「僕の最大の魅力は左右の両打席で本塁打が打てること」と語っていました。

(田中選手)僕は入団したときに、プロでは左右両打席でホームランを打ちたいという目標を立てていました。2年目なので、(達成するのは)結構早かったですね。スイッチをしている人しかできないことですし、今年の中では、一番良い活躍ができた日だと思っています。

「活躍した次の年」の悪いジンクスを打ち破る

-3年目となる来季への意気込み、数字の目標を教えてください。

(田中選手)個人として、今年の成績はひとつの基準になったと思います。来年はさらに上のものを求められるのは当たり前ですし、僕自身も今年よりやってやりたいという気持ちはあります。2年目のジンクスってあるじゃないですか? 僕は今年が2年目でしたが、活躍した次の年というのが大事だと思うので、来年は今年残した数字をすべて上回れるように、頑張りたいなと思います。

(田中選手)チームとしては、今年のオールスター明け、めちゃめちゃ勝っているときは僕自身も調子が良かったですし、1番としてずっと使ってもらった中で、僕の調子はチームに影響を与えているなと感じました。僕が1年間、良い調子をキープして、ずっと出続けて「田中はここで出ている」ことを当たり前にしたいです。その結果Aクラス入りして、またCSに出られるように頑張りたいなと思います。

(田中選手)色々なものとの兼ね合いでどうなるか分からないですが、とりあえず全試合スタメンで出るつもりです。挙げられる数字の目標というのは「143試合フル出場」ですね。