ついに全試合出場、オリックス・吉田正尚が振り返る2018年 交流戦に生きた台湾WLの経験とは?

2018-11-30 11:00 「パ・リーグ インサイト」石橋達之
ケガを乗り越え、全試合に出場したオリックス・吉田正尚選手

ケガを乗り越え、全試合に出場したオリックス・吉田正尚選手

 オリックス・吉田正選手は交流戦でのケガを乗り越え、「故障に弱い」というレッテルを過去のものとした。シーズン途中からは4番としても快打を放ち、完全にチームの中心選手として君臨。1年目オフの異国での活躍、“4番論”、打球方向の変化、そしてキャンプと来季に向けた意気込み……。名実ともにリーグを代表するスラッガーが語る現在とは?

転機は痛々しいアクシデントから

-今シーズンを終えてみて実感は?

(吉田正選手)しっかり1年間出られたとは思います。

-過去2年はケガに苦しみましたが、今シーズンには強い思いがありましたか?

(吉田正選手)規定打席到達を目標にしていたので、そこをクリアしてからは積み重ねていく感覚でした。(腰を手術して春季キャンプは二軍スタートだったが)焦らずしっかり、階段を上っていく感じで。やりたい気持ちも抑えながらやってきました。

-その思いでスタートして今季、転機になった場面は?

(吉田正選手)交流戦の最後、6月21日の阪神戦です。8回表に三塁打を打って、三塁ベースを踏んだときに右足首をひねったのですが、その翌日の福岡ソフトバンク戦に代打で出場できました。その試合はスパイクではなくイボイボのついたシューズを履いて、テーピングもがちがちに巻いて出ました。

-ケガの瞬間は、どう思いましたか?

(吉田正選手)ホームを狙って気がはやった感じですかね。必死にやっていた中で、防げるケガだったので、このオフはベースランニングの練習もしっかりしたいですね。

-やはり、全試合出場の思いは?

(吉田正選手)やれる範囲ではやろうとしていました。今思うと、あそこで出ていなかったら143試合出られなかったですね。だから阪神戦で足をひねったところがターニングポイントです。