オリックス金子千尋が自由契約選手、争奪戦へ 不振の過去4年でも先発として合格点?

2018-12-03 09:17 「Full-Count」編集部
球団に自由契約の申し入れをしたオリックス・金子千尋※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

球団に自由契約の申し入れをしたオリックス・金子千尋※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

推定年俸6億円から5億円減の提示を受け自由契約を選択した金子

 オリックスの金子千尋投手が自由契約選手となった。金子は今季で4年契約が終わり、球団からは推定年俸6億円から野球協約が定める減額制限(1億円超は40%)を超える5億円減の提示を受け自由契約を選択していた。

 11月30日をもって球団の保留者名簿から外れ、正式に自由契約選手として公示。プロ14年で通算120勝を挙げ、2014年には沢村賞を獲得するなどパ・リーグを代表する右腕には複数の球団が獲得に興味を示しているとみられる。

 来季は36歳を迎え、全盛期の投球には及ばないが経験豊富な先発投手は他球団にとっては魅力。オリックスも自由契約後の残留を容認しており、他球団との折り合いがつかなければ残留の可能性も残されている。

 金子が自由契約を選択した理由は、条件ではないという。オリックスから提示された来季年俸は1億円(推定)。2014年オフにFA宣言した際には球団と4年契約を結び残留したが、その後の4シーズンは30勝30敗で貯金「0」と期待に応えることはできなかった。

 年俸に見合った成績を残すことはできなかったのは事実。だが、この4シーズンは先発すれば1試合平均6.4イニングを投げ、防御率も3点台中盤と“イニングを稼ぐ”投手としては合格点ともいえる。まだまだ先発としての価値は十分にある投手だ。

 エース級の活躍は見込めないかもしれないが先発ローテに“経験”とある程度の“数字”を見込める金子の存在は大きい。打線の援護が見込めれば2桁勝利も十分に可能だろう。来季、どの球団のユニホームを着てマウンドに上がるのか注目だ。

(Full-Count編集部)